HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~
スズキ スカイウェイブ650(2002年モデル)の歴史
スカイウェイブ250(CJ41A)/1998年(平成10年)
マジェスティ250(4HC)、フォーサイト(MF04)に続いて登場。これらの12インチに対し、13インチホイールとφ41mmフォークを採用し、エンジンは同じSOHCながら4バルブで、ライバル車の21psを上回る23psを発生。大容量のシート下スペースやコンビブレーキも装備した。標準のタイプ1と、パーキングブレーキ&シーシーバー&メッキミラーを装備するタイプ2が設定された。2000年7月にはCJ41Aのタイプ1・タイプ2を統合しCJ42A型に。変速比を変更し発進加速から低中速域の特性を向上。シート下スペースを拡大しフルフェイスヘルメットを2個収納可能にした。また、5段階調整式バックレストを採用、ライト上にエアインテークを装備し、テールやスクリーンの形状など外観も変更を受けている。2001年11月にはカスタム仕様のタイプSも追加され、スズキからのOEM供給でカワサキからエプシロン250(CJ42B)としても発売された。
スカイウェイブ650(CP51A)/2002年(平成14年)
スカイウェイブシリーズのフラッグシップ。専用設計エンジンはGSX1300Rハヤブサを分割したような、クラス最大の638cc並列2気筒で、φ32mmのFI。プーリー位置をアクチュエーターモーターで変えて積極的に変速する電子制御CVT(SECVT)を二輪車世界初搭載した。MTモードではアップ/ダウンボタンで疑似シフト操作できる。サスは上下支持式φ41mmフロントフォークに5段階調整式ツインショック。ミラーは折りたたみ可能&ウインカー内蔵だ。2004年にABSや電動格納式ミラー等を装備した上級グレードのスカイウェイブ650LXを追加。2005年に両車イモビライザーを標準装備し、MTモードを5段から6段に。同時に、LXは電動スライド式スクリーンを新採用した。2007年1月には、平成19年排ガス規制適合のため、FIスロットルバルブを1枚から2枚とし、大型触媒やO2センサー&アイドルスピードコントロールを追加した。2008年にはLXのみとなる。
- このページはスズキ株式会社とモーターマガジン社のご協力を頂き製作しています
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