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    2011.12.29 / Vol.18

    ホンダ NSR50 part2

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ホンダ NSR50 part2のトップ
ホンダ NSR50 カスタム

休みの日に仲間を集めて気軽に参戦できることから、老若男女、素人玄人を問わず人気となっているミニバイクレース。今回紹介するモトは、「ミニバイクレースをやってみたい! でもどんなマシンに仕上げたらいいんだろう?」といったフレッシュマンのお手本となるようなマシンだ。
神奈川県横浜市にお店を構える「(株)デルタ」さんで製作されたNSR50は、筑波サーキットで行われている「耐久茶屋」仕様になっているとのこと。さっそくその内容を紹介しよう。

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Point.1  レギュレーションに合わせたマシン作り
フレームはNSR50、エンジンはエイプ100をボアアップ
NSR50のフレームに124ccまでボアアップされたエイプ100のエンジンを搭載

フレームこそNSR50だがエンジンはエイプ100のエンジンに換装。これにSHIFT UPのロングストロークキットで124ccにボアアップしている。キャブはレースのレギュレーションに合わせてKEIHINの22φを選択。レギュレーションによって縛りがないときは26φを選択することもあるという。 駆動系ではTAKEGAWAのクロスミッションに強化クラッチ&クラッチカバーで武装。 センターアップされたマフラーはSTRIKER製。中間パイプにはアルミの遮熱クロスを巻き、他のパーツに熱が伝わらないよう耐熱処理も施されている。

キャブはKEIHINの22φ
レギュレーションに沿ったチューニング

レギュレーションに則した上で、性能向上を狙ったパーツを多数取り付けている

Point.2  サーキットの必需品
NSFと見間違えるような外見
SHIFT UPのフルカウルと、デルタオリジナルのタンクカバーを装着

カウリングはSHIFT UPのフルカウルを装着。タンクカバーはFRPのデルタオリジナルだ。一見するとNSFと間違えてしまうかのようなスタイリングでカッコイイ。 デジタルスピードメーターはAIM製、その隣にはもはやサーキットの必需品とも言えるP-LAPが装備されている。
P-LAPとはサーキットのコントロールラインを通過すると自動でラップタイムを計測してくれる装置で、筑波やもてぎといった全国の主要なサーキットで使うことができるのだ。そのほかの電装系はすべてデイトナでまとめられている。

精悍なフロントマスク
AIMのメーターとP
Point.3  乗った人誰もが驚く足回り
フロントサスはオリジナルの加工が施される

ブレーキシステムはBERINGERで統一されている。フロント4ポット、リア2ポットのキャリパー、マスターシリンダー、ショートレバーなどがそうだ。BERINGERおなじみのカラフルなカラーリングでまとめられている。 足回りはフロントがオリジナルを加工、リアは別体タンク付のオーリンズにチューニングを施して性能をUPさせている。
フロント側のオリジナル加工について、(株)デルタ 中田店長に伺うと、「他店にはできない、中身がスゴイことになっています。当店でKIT化して発売する予定です」とのこと。 どうやら乗った人誰もが驚く足回りになるようだ。気になる人はぜひデルタまで問い合わせてみよう。

前後にベルリンガーのブレーキシステム
リアサスはオーリンズを装着する

足回りはベルリンガー、オーリンズと一流ブランドのパーツをチョイス

Point.4  まとめ
ぜひサーキットを走ってみよう

「これからレースを始めたいという人には、やはりリーズナブルで。そんなにお金を掛けなくても始められるように、すぐ手に入るパーツを使いながらも性能も高いレベルに持っていくということですかね。お手本になるようなバイクになればいいと思います。」と中田店長。さらに中田店長オリジナルの足回りセッティングがプラスαされ、サーキット走行が楽しくなること間違い無し。 また、(株)デルタではレースチームのチーム員も募集している。サーキットを走ってみたい人、レースに出場してみたい人は問い合わせてみるといいだろう。

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