BBB MAGAZINE

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    2016.11.29 / Vol.12

    GO!キャンプツーリング 箱根伊豆編

CREDIT

ドゥカティスクランブラーsixty-2
ドゥカティスクランブラーsixty-2と靴

今年の夏は長かった。11月に入ってようやく秋らしくなってきたかなぁ...と思っていたら、突然真冬並みに気温まで下がったり。また翌日には20度を越えるくらい温かくなったり、気温差が目まぐるしくて大変だ。それでも秋は確実に深まっている、そろそろキャンプもきつい時期になって来たので、少しでも温かい場所がいいと思い、伊豆地方へ出かけることにした。せっかくなので途中で箱根も立ち寄り、ダブルで満喫する予定。さあ、出発!!

1.同年代のライダーと出会う

同年代のライダー
小田原のパーキングエリアで出会った同年代のライダーとおしゃべり

前回に続いて今回もドゥカティジャパンさんのご協力をいただき、相棒はスクランブラーsixty-2となった。僕の手足にすっかり馴染んでいるため、いまではまるで自分のバイクに乗っている気分になっています(笑)。sixty-2なら山道も、高速道路も、市街地もノーストレス。まさに日本にジャストフィットのバイク、走っているだけでもうゴキゲン。

大観山から眺める芦ノ湖と紅葉
大観山から眺める芦ノ湖と紅葉の山々。富士山は見えなかった

今回の目的地、箱根と伊豆は関東の人には超馴染みのエリア。特に箱根は僕がバイクに乗り始めた20歳の頃、峠道を攻めに毎週のように通っていた場所。当時はヤマハのRZ250に乗っていたが、あの頃は同じようなライダーがたくさんいて、西湘バイパスのパーキングはバイクで溢れていた。そんなことを思い出す。

MAZDAターンパイクラウンジ
MAZDAターンパイクラウンジの中にはバイクが飾られている
芦ノ湖スカイライン
カーブが連続する芦ノ湖スカイラインはまさにバイク天国

今は便利な圏央道が完成、圏央道から小田原厚木道路経由で箱根へ向かう。休憩で小田原パーキングに立ち寄るとCBが一台止まっていた、話をすると同じ相模原に住んでいる同年代の人だった。20代後半でバイクを降りてそれから乗っていなかったが、50代になって復活。再びバイクライフを楽しんでいるという。しばらくおしゃべりしてから僕が先に出発する、箱根方面へ向かっているのというので、またどこかで会うだろう。小田原から箱根新道で標高を上げて行く。箱根に来たら必ず立ち寄るのが大観山にあるMAZDAターンパイクラウンジ。ここから眺める富士山と芦ノ湖が好きなのだが、残念ながら今日は雲に隠れて富士山が見えなかった。

2.レストハウス・フジビューでランチ

レストハウス・フジビュー
レストハウス・フジビューは景色の眺めがいいレストラン
焼きチーズカレー
レストハウス・フジビューの焼きチーズカレーはおすすめ

芦ノ湖へ降りて行くと湖畔の道は大渋滞。平日なのになぜ? 紅葉の時期なので観光客が多いのだろうか。湖畔を走る予定だったが、先へ進んだ方がいいと判断、そのまま"芦ノ湖スカイライン"へ向かった。"芦ノ湖スカイライン"は芦ノ湖の西岸の稜線に沿って箱根峠~芦ノ湖北岸湖尻水門まで延びる、総延長距離約11kmの有料道路。ライダーなら一度は走ったことがある人気のツーリングルートだ。まさにライダーのためにあるような道を、気持ちよくアクセルを開ける。sixty-2は早く走るタイプのバイクではないので、風と風景を楽しみながらカーブを駆け抜けて行く。
しばらく走ると左手にレストハウス・フジビューが見えてくる。今日はここでランチにする。窓際のテーブルに腰かけ、焼きチーズカレーを注文する。天気がいいと窓から富士山が見えるはずだが、相変わらず雲に隠れている。店の壁一面に車やバイクの写真がたくさん貼られている。きっとドライバーやライダーにとってこの場所が聖地になっているのだろう。ランチを食べ終えると再びバイクに跨り、今度は少し先にあるレストハウス・レイクビューへ向かった。

パノラマ絶景とヤギ
レストハウス・レイクビューから眺めるパノラマ絶景とヤギ
レストハウス・レイクビュー
牛のぬいぐるみがご挨拶しているレストハウス・レイクビュー

レストハウス・レイクビューの横は山になっていて頂上からパノラマの景色が見られるというので、登ってみることに。10分もかからず頂上へ到着、するとそこには目の覚めるような絶景が広がっていた。左に芦ノ湖、真ん中に芦ノ湖スカイライン、右に三島の町と駿河湾。ため息の出るようなスケールだ。富士山が見えないのが残念だが、それでも十分に楽しむことができた。ひとりじゃもったいなかった、今度は奥さんと来よう。

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