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    2011.10.14 / Vol.01

    - page2 - 電気自動車開発技術展 - EVEX2011

CREDIT

    • ライター
    • 執筆

    BBB編集部

国内バイク4大メーカーからはヤマハとスズキが出展

電気自動車開発技術展 - EVEX

ヤマハブースでは、電動バイクの最新モデル「EC-03(イーシーゼロスリー)」と電動アシスト自転車「PAS(パス)」を展示していたほか、EC-03に採用されているリチウムイオン電池や超薄型パワーユニット「YIPU」のカットモデルを展示していた。

EC-03はヤマハ初の電動バイク「Passol(パッソル)」そして「EC-02(イーシーゼロツー)」に続くエレクトリックコミューターとして2010年に登場。後輪ハブ内に超扁平面対向ブラシレスDCモーターをはじめとしたユニット「YIPU」を搭載している。また新開発の車載充電器によるプラグイン充電方式を採用し、AC100Vによる充電を可能としている。

車両重量は56kg(バッテリー装着時)と、東京マルイ typeCの70kg、スズキ e-Let'sの74kgと比較すると非常に軽いことがわかる。 更に全長は1565mmであり、東京マルイ typeCの1700mm、スズキ e-Let'sの1665mmと比べると、車体も一回り小さく、取り回しが簡単であるばかりか、マンションなどのエレベーターに乗せられる大きさだ。 ちょっとした買い物や、毎日の通勤の手段が用途の大部分を占めるであろう電動スクーターであるから、軽くて取り回しが楽、小さくからすぐに出せるというのは、車種を決めるポイントになるのではないだろうか。

会場の外に設けられたスマートパワー体感試乗会で体験することができたので、実際に試乗してみることにした。 走行はノーマルモードとパワーモードの2パターンを試してみる。ちなみに各モードは液晶メーター下のスイッチで切替選択できる。 ノーマルモードで走行しても低速でのトルク感は十分あり、停止も滑らかで電動バイク特有のモーター音も特には気にならない。パワーモードを選択すれば、力強い発進と鋭い加速が可能となり、これであれば多少の上り坂でも難なく走行できるであろう。

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一方スズキは、「EVセレクションコーナー」に電動スクーター「e-Let's」を展示。 e-Let'sは50cc原付スクーターのLet's4バスケットをベースに開発された試作車で、回生充電が可能な高性能インホイールモーターと リチウムイオン電池、充電システムを搭載しながらも、ベース車両と同等の車両重量を実現している。 同試作車は昨年9月にナンバーを取得しており、公道走行も可能となっている。収集したデータを基に製品化に向けた開発が行われているという。

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