BBB MAGAZINE

  • ジャイロで遊ぼう

    2018.05.31 / Vol.13

    (番外編?) 〜〜ちょっと函館まで行ってきました! 道の駅巡り道南編 その4〜〜

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またしても峠の難所が出現!
酷使され続けるジャイロアップは、耐えられるのか???

毛無山展望所
小樽の宿を出発し、道の駅あかいがわに向かうために国道393号線を走っていると、予想以上のキツイ登り勾配の坂に遭遇! 速度計の針が30km/h付近をウロウロしているほどキツいのですが、神威岬周辺の坂道よりもまだマシだとジャイロアップに言い聞かせながらなんとか毛無山展望所に到着! ここでジャイロアップを充分休ませます。なぜなら、展望所からも登り坂が続いているからです。。。

小樽の"駅前ゲストハウス糸"で快適な睡眠を貪ったあと、朝から同部屋のツーリングライダーと話しをしていると、いつのまにか7時30分に!(笑) 7時出発を予定していたのですが、ついつい話し込んでしまった...。  今日、休憩ポイントとしている道の駅は7カ所と今回のツーリングで最多となります。まず最初に向かうのが道の駅あかいがわ。ここは初めて行く道の駅でして、どのような道を走るのかはまったく想像できないので不安です。地図を見る限りでは"峠を越える"ようですが...。

しばらく進むと、登りのワイディングとなり勾配が先に進めば進むほどキツくなるような道で、例によってジャイロアップの速度がみるみる落ちてきます。メーター読みで30km/hを切っています。神威岬へ向かう登り坂ほどはキツくないようですが、ジャイロアップにとっては相当な難所であることは間違いありません。フルスロットルのままジャイロアップの上で伏せた姿勢で走る事数十分。ようやく展望所に到着しました。かなり温まってしまったエンジンと駆動系を冷やすために、30分くらいの休憩を取りました。ここは展望台だいうのに、この先もまだまだ登りが続くようです...。

ようやく下り坂になると気持ちよく下りて行けます。こちら側の下り坂は登りの時のような勾配ほどキツくないので、適度にスピードが出て(法定速度程度)快適です。路面がフラットになり暫く進むと道の駅あかいがわに到着! 新しいウッディなログハウス調の建家が青空に映えています。ツーリングライダーも何名か休憩しています。ここでもスタンプをゲットしてから出発です。

次に向かう道の駅にせこビュープラザの途中で、朝のお食事タイムにします。狙い通りに(?)セイコーマートに入り、待望のすじこおにぎりとようかんぱん、メロンクリームパン、冷たい麦茶を購入しました。このお店にはイートインコーナーが無かったので、店の外の隅っこでバイク乗りらしく(?)コンクリートに直座りしていただきました。  どうしてセイコーマートの食べ物はこんなに美味しいのだろう???(笑) デザートにメロンソフトもいただきたかったのですが、すでに食べ過ぎの感があるので今回はパスしました!

道の駅にせこビュープラザに行く前に、この国道を走ると必ず立ち寄る駅に今回も行ってみます。国道から少し離れた位置にあるのですが、必ず行くんです。その駅は比羅夫(ひらふ)駅。駅舎を改装して宿として提供している駅です。チャンスがあればいつかは泊まりたいと思い続けて30数年! いまだに駅前で写真を撮ることしかできていません。来年は、比羅夫駅に泊まることを前提にルート設定してみようかなぁ。

国道に戻り、再度にせこビュープラザへ向けて出発します。比羅夫駅から15分程度で道の駅にせこビュープラザに到着です。野菜などの販売ブースが大半のこの道の駅で、キャンプ時に必要な野菜類をいつも購入していましたが今回は残念ながらキャンプの予定は無いのでパスします。。。

30分程度の休憩のあと、次は道の駅真狩フラワーセンターへ向かいます。演歌歌手・細川たかしさんの出身地ということもあり、この道の駅の中の一角には細川さんが受賞された賞のトロフィーや衣装などがたくさん展示されています。ファンには堪らない道の駅です!

その後は、留寿都市にある道の駅230ルスツ、道の駅洞爺湖、道の駅そうべつ情報館を経由して、道の駅だて歴史の杜に行き伊達紋別の宿に泊まる予定だったのですが、少し予定を変更しました。明日のルートを考えると、朝早くに寄る予定の道の駅あぷたと道の駅とようらでは、開店している時間ではないためスタンプを押す事ができないということが判明。そのため、時間的余裕のある今日中に道の駅あぷたと道の駅とようらに行く事にしました。

道の駅そうべつ情報館i(アイ)から海沿いの国道に出ると右折をして、道の駅あぷたを通り越して、先に道の駅とようらに行きます。この豊浦町は、元世界フライ級チャンピオンである内藤大助さんのふるさとということで、道の駅には内藤さんの功績をたたえるコーナーが常設されています。

走ってきた道を戻る方向に進み、一旦素通りしてきた道の駅あぷたに入ります。ちょっとした高台に位置する道の駅あぷたは、眺望も良く海岸線がきれいに見渡せます。駐車場は多少傾斜がある場所が多いので、オートバイの駐車にはちょっとだけ注意が必要となります。ここでもスタンプをゲットし、今日最後の道の駅だて歴史の杜に向かいます。

伊達紋別は賑わいのある街で、国道沿いにたくさんの大型量販店やホームセンター、ショッピングセンターが並んでいます。その街中にあるのが、道の駅だて歴史の杜です。イイ香りのするパン屋さんの横にあるスタンプを押して、今夜の宿である伊達プリンスホテルに向かおうとした時、ジャイロアップにトラブル発生! 後ろの右ウインカーが点滅しなくなったのです。とりあえずウインカーをバラしてみようと思ったのですが、なんと今回はいつもツーリングで持ち歩いている工具セットを持ってきていないことに気がつきました! 

ウインカーすらバラせない情けない状況となってしまいましたが、さきほど通ってきた道沿いにあったホームセンターまで引き返し、+(プラス)ドライバーを購入。どデカイリヤボックスの下に潜り込むようにして、ホームセンターの駐車場の隅でウインカーレンズを外します。球のフィラメントは繋がっています。球切れではありません。次に考えられのは接触不良です。ずっと全開走行を続けているジャイロアップから発せられる振動により、接点が接触不良を起こしているのではないかと疑いました。

エンジンを掛けて、右ウインカースイッチを入れてから、リヤウインカーの球をグリグリと回し接点不良箇所を擦り合わせます。するとどうでしょう! なんとウインカーが復活したのです。嘘のような話しですが、これで一応解決しました。次にウインカー点滅不良を起こした時には、さらにバラして原因究明をしないといけませんが、取り急ぎこの状態でツーリングを続けることにしました。ホッ!

近くのスーパーで食料を買い込み、数分後には伊達プリンスホテルにチェックイン。溜まった洗濯物をホテル内のコインランドリーで済ませ、その後はサッポロクラシックで食事を摂り早めに就寝。いよいよ明日は、目的地である函館に入ります!

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