BBB MAGAZINE

  • ジャイロで遊ぼう

    2018.06.01 / Vol.15

    (番外編?) 〜〜ちょっと函館まで行ってきました! 道の駅巡り道南編 その6〜〜

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ついに北海道最終日!苫小牧港までの最後のルートを楽しむ!

快適な眠りを提供してくれたシャマンの里を朝6時に出発。今日は北海道ツーリング最終日です。シャマンの里(長万部)から苫小牧港までの約150kmを走るだけなので出発時間はゆっくりでもよかったのですが、できるだけ長い時間ツーリングを楽しんでいたいと思い早めに出発したのです。
JR北海道の線路と内浦湾に挟まれて走る国道37号線を静狩方面に向けて走り出すと、いかにも北海道らしい直線道路が続いています。晴天のおかげで遠くには蜃気楼が揺れています。時々、貨物列車に追い越されたり旅客列車とすれ違ったりして、ただの直線道路でも飽きることはありません。

そんな感傷に浸っていると、伊達市に到着! ここから、どのようなルートを通って苫小牧まで行くかを悩んでみることに(笑)。おおまかに選定したルートはふたつ。国道453号線を支笏湖方面に走り、国道276号線で苫小牧まで行くルートと、このまま国道37号線で室蘭まで走り成り行きで国道36号線に入り苫小牧を目指すルート。  前者は、道の駅フォレスト大滝付近からから支笏湖あたりまでが往路とカブる事とアップダウンのかなりきついワインディングであるため没。後者は、海沿いの国道で単調ではあるが、マシンへの負担が前者より比較的少ないため、後者のルートを選択しました。

室蘭では、白鳥大橋を走りたかったのですが、125cc以下は通行できないので泣く泣く別路へ。白鳥大橋の袂にある道の駅みたら室蘭に寄る為には、大回りを強いられるため、こちらも泣く泣く断念! その後は、きょうのルート上に道の駅は無く、コンビニや駅、ガソリンスタンドなどを休憩ポイントにして進みます。

白老駅付近で給油した時に教えていただいた地元で有名なたまご屋さんに寄ることにしました。さすがに卵を買って帰ることはできないので、焼き菓子でも購入しようと思っていたのですが、あまりにもキレイな店舗で小汚いツーリングライダーが入るには、と気後れしてしまい結局何も買えずに...。

その後、苫小牧にあるコープや有名チェーンスーパーなどでお土産のまとめ買いをして、フェリーまでの時間をゆっくりと過ごしました。...ここにきて、ハタと気づいた事がありました!

北海道に来たのに、まだラーメンを食べていないということです! そこで、今回の目的地でもあった函館にちなんで、塩ラーメンを注文。が、しかし、豚骨ベースの塩ラーメンを頼んでしまったようでした。。。でも、とても美味しかったので今となってはイイ思い出です!

苫小牧港のフェリー埠頭に到着したのが、出航予定時刻の約2時間前。急いで乗船手続きをして、待合室横にあるお土産物屋さんで最後のお買い物。フェリーの中で食べるつまみと忘れていたお土産を買い込み、あとはフェリーへ乗り込むだけです。

オートバイの乗船が始まるとのアナウンスが流れると、ライダーは一斉に愛車のもとに。乗船を待つオートバイは、大型のツアラーマシンからオフロード車、それにスーパーカブまで! 多種多用なマシンが、同じ時間に北海道中を走り回っていたのですね。ナンバープレートの文字を見ても、面白いようにそれぞれが違う地名が書かれており、日本全国から北海道を走りに来ていることが一目瞭然です。やはり、北海道はオートバイ乗りが走ってみたい場所なのですね。それと、北海道を一度走ってしまうとハマってしまい、自分みたいなリピーターが多いようですね。

20〜30分くらい経ってから、ようやく係員がオートバイの誘導を始めました。あと数百メートル走ると、北海道の大地から離れてしまう。。。寂しさがありながら、また来年も来ようと思い始めている自分に気づく時でもあります。

北海道での走行距離はジャイロアップの積算計で約980km。心配だったエンジンの焼き付きや駆動系の不具合、タイヤのパンクなどは幸いにも遭遇せず無事に走りきりました!  最初は冗談で"北海道ツーリング!"と言ってはみたものの、本当にあの重たくて鈍な50ccのジャイロアップが、短期間に長距離を走れるのか心配でした。それに、リヤにドデカイボックスと大量の荷物を積んで行くのですから。  でもしっかりと予定通り(本当は予定以上に早く目的地に着いていました!)に完走してくれたジャイロアップには感謝です!  こんなバカげたことを本気でまた実行してみたいと思っています。次はどこに行こうかな〜?

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