BBB MAGAZINE

  • プロトモスピーダ

    2008.03.17 / Vol.05

    デザインの煮詰め~決定稿へ近づく

CREDIT

完成形に至るまでの詳細を見ていこう
アイデア出し

単にカスタム車両を作るというだけでは、やはり面白みにかけるだろう。そこで様々なギミックを搭載してみたいのだが、現実的な部分との擦り合わせをしていくのがなかなか大変。荒牧さんとファニーズ川口さん、ナンディさんの3人でアイデアを出していきます。

普通のバイクではないものを作りたい!

現実的な部分との擦り合わせ

車体において最大のポイントとなるのがアッパーカウルだろう。実際は結構巨大なものになることだし、カウルサイドの平面部の処理を考えなければ・・・。そこで三角のラジエーターガードを新規で製作しつつ、アクセントとしてエアダクトも増設する方向に。ダクトから入れたエアを出すために、ダクト後方には排出スリットを設けてみました。

マフラー&テールの造形

我々を悩ませていたのはマフラー&テールの造形。マフラーはマフラーガードを作ることで形状変更するのだが、それに合わせてテールカウルの造形をどうするかがポイントになる。

マフラー&テールの造形

モスピーダのデザインに習ってシートの下からマフラーが生えるようなデザインにしてみようかと。マフラーカバー自体も結構大きなもので、そこに繋がるように見える雰囲気です。

038Lバートレーのリアビュー設定

モスピーダのデザインに習ってシートの下からマフラーが生えるようなデザインにしてみようかと。マフラーカバー自体も結構大きなもので、そこに繋がるように見える雰囲気です。
038Lバートレーのリアビュー設定。シートカウルからマフラーが出ているのがお分かり頂けるだろう。なお、DVDにはこういったメカ設定資料集なども入れられているので未見の人は購入して確認せよ。

プロトモスピーダデザイン第二稿!
第二稿デザイン!

そうして出来上がったのがこれだ! いわば第二稿デザインと呼ぶべきものであり、vol.4で内部図解を出させていただいたが、こちらがそれの外装付きバージョンというわけだ。

強度とかは超大事!!

第二稿デザインから強度的に問題になりそうな部分を煮詰めていきます。フェンダーが付けられていないためにフロントホイールカバーは後ろ側で繋いだり、更にフロント側も繋げば更に強度は出せるだろう。ブレーキのための冷却口は大きめに設定されている。

マフラー自体はカバードされてしまうので、マフラーエンド部分にリング状のランプを付ければテールやウインカーの処理ができる。リングを二重にすればスカイラインのジャパンテールみたいな感じになる?
荒牧さんがその場で新たなテールのデザインを考えてくれました。モスピーダのテール部はスリットタイプでしたが、上部も丸型にして3本マフラー風とか4本マフラー風とかという一案です。

仮のお試しカラー

これが現時点での決定稿に程近いもので、赤い色はあくまで仮のお試しカラーです。テールエンドの上がストップランプで、2本出しのマフラーエンド部分をウインカーと想定しています。最終決定版はまだちょっと待て!

デザインも激しく燃え上がってきました!!

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