BBB MAGAZINE

  • MotorCycleDays

    2013.11.21 / Vol.03

    - page2 - 乗り継いできた歴代バイク...その3

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■YAMAHA 電動パッソル2004年[パッソルをBBBで探す]

電動パッソル
電動バイクは騒音が小さいので、周りの音が良く聞こえた。これはアメリカ。

このバイクの発売がその後の「電動バイク世界一周」のきっかけとなった。それまでも中国製など電動バイクがいくつか発売されていたが、充電時間が長かったり、走行距離が短かったり、ツーリングに使えるバイクはなかった。しかし、このパッソルはバッテリーが脱着式。ということは、充電しているバッテリーを何本か持っていれば、ある程度の距離を走ることができる、パッソルならロングツーリングも夢ではない!


妻ヒロコはマジェスティ
妻ヒロコはマジェスティを運転。積んでいる荷物の量がハンパじゃない(笑)(笑)

そう思った僕は品川にあるヤマハ発動機へ行き、早速試乗をした。走ってみると、電動モーターなので動き出しがとてもスムーズ、エンジン音がないので静か、もちろん排気ガスも出さない、スクーターと同じカタチをしているが別の乗物だった。この時僕は、次はこのパッソルで世界一周しようと決意した。

その後、1年をかけて準備、夢はついに実現。妻が運転するマジェスティをパートナーに約3年半をかけて世界一周を果たすこととなった。最高速度約40km、馬力も1PSちょっと、そんな小さな電動バイクを使った旅の様子はBBBで長期連載していたのでをぜひ、チェックしてください「藤原かんいち世界一周ツーリング」。僕が初めて乗ったバイクがパッソル、そのパッソルが電動になり、また23年後に世界一周することになるとは夢にも思わなかった。


■HONDA Littlecub 2009年[リトルカブをBBBで探す]

リトルカブ
今の旅で使っているのがリトルカブ。特にデザインが気に入っている。

電動バイクによる世界一周を成し遂げた翌年、再び日本の旅へ。国道を全て走り、道の駅も全て訪ねるという、まさに究極のバイク旅を計画した。できれば大きなバイクでドーンと走るのではなく、ゆっくりエコロジーに行きたいと思った僕は、燃費のいいホンダのカブを使うことにした。 しかし、スーパーカブはすでに北南米の旅で乗っているので、前から気になっていたリトルカブにした。僕は丸型ライト、レッグシールドのライン、小さなウインカー、ツートンカラーなどデザイン的にはリトルカブが一番好きだった。


スノータイヤ
一年中旅をしていて、この時は冬期でスノータイヤを履いて走っていた。

さらにリトルの中で最も燃費がいい、セル付きで4速ギアのモデルにした。リトルカブにしたことから、さらにこの旅で10万km走破という新しい目標も加えた。実際に乗り始めるとタイヤが14インチのためスーパーカブより安定感があり、燃費もインジェクションになったことからリッター75km前後とバツグンに良かった。スーパーカブのときはリッター65km前後だった。このリトルカブの旅は現在も進行中、2013年10月現在の走行距離は約9万5000km。国道と道の駅も9割以上を制覇、今年中に達成する予定である。「国道全制覇10万キロの旅」


以上が僕がこれまでに乗り継いできたバイクたち。こんな風に自分が乗ってきたバイクを振り返るのは初めてことなので、書きながらいろんなことを思い出しました。たくさんのバイクを乗り継いできたことを実感、改めて今の僕があるのもこのバイクたちのおかげだと思いました。全てのバイクに感謝です。そしてこの先さらにどんなバイクを乗り継いで行くのか、楽しみになりました!!

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