BBB MAGAZINE

  • MotorCycleDays

    2014.04.28 / Vol.08

    - page2 - 100,000km走破したリトルカブ写真大解剖!!

CREDIT

PickUp! チェーンカバー

注意事項
チェーンカバーには空気圧やドライブチェーンの注意事項が書かれている。

これがリトルカブ屈指のスグレモノ。このカバーが付いているとチェーンにゴミやホコリが付きにくくなりチェーンの寿命が延びる。またチェーンに吹き付けたオイルもケースの外に飛び散らないので汚れない。チェーンの延び具合は丸窓から確認、摘んで延びていたら調節。また、チェーンの調整を怠って延びたままにしておくと、カバーの中からシャリシャリ音が聞こえ始める、限界が近い証拠なのでそんなときは早めに調節する。

PickUp! レッグシールド

レッグシールド
このレッグシールドのカタチがリトルカブの象徴。
コンビニフック
コンビニフックはちょっとしたモノを運ぶのにとても便利。

カブのデザインを決定づけているのがこのレッグシールド! 全体的にスーパーカブよりもコンパクトで曲線も緩やか、デザイン的にはリトルカブの方がオシャレ。レッグシールドはデザインだけではなく実用的にも優れていて風やホコリ、雨水、泥はねなどから足元を守ってくれる。さらにダート林道を走っている時は、飛び石も跳ね返してくれる、強い味方なのだ。便利なのが足元に付いているコンビニフック、レジ袋はここにぶら下げておけばOK。

PickUp! ヘルメットホルダー

満載の荷物
荷物を満載しているときはほとんど使えない。

どんなバイクにも付いていると思うけど一応紹介(笑)。リトルカブは右側のリアサスペンションとシートの間にある。リアキャリアを大きなサイズに交換しているので、ヘルメットをかけるときに当たりちょっとかけにくいのが難点。

PickUp! タイヤ

タイヤ
タイヤはフロントが2.50でリアが2.75でリアの方が少し太い。
クラシックなスポークホイール
クラシックなスポークホイールはルトルカブに似合っている。

タイヤは14インチとスーパーカブ(17インチ)より小さく、スクーターよりも大きいベストサイズ。スーパーカブに乗っている人は、乗ったとき低く感じられるかもしれない。標準装備のタフアップチューブはパンク防止剤が入っているため、小さなクギなら刺さっても問題なく走れる。ただしパンクの穴が大きいと防止の液体が外に出てきてタイヤの内側がドロドロに!(経験者は語る(笑))ちなみに後タイヤの方が減りが早く1万km前後で交換、前タイヤはほとんど減らず2万km近く走ってから交換している。

PickUp! スタンド

サイドスタンド
小さなサイズのサイドスタンドだがとても丈夫。
センタースタンド
センタースタンドはパンクやオイル交換などの時に使っている。

嬉しいことにサイドスタンドとセンタースタンドが付いている。サイドスタンドは万が一忘れて出しっぱなしで走り出しても、スタンドのゴム部が地面に当たってポンと跳ね上がるようになっている。センタースタンドは車両を整備する時によく使っている。

PickUp! ブレーキ

ブレーキ
ツーリングではブレーキをあまり使わないらしくシューは意外と減らない。

前後ともドラムブレーキ。旧式だが特に不満は感じていない。雨の降った後などしばらくの間ブレーキをかける度にキーキー音がするのが難点かな。ブレーキシューはあまり減らなくて10万kmで前後1回ずつしか交換していない。

PickUp! エンジン

エンブレム
フロントの真ん中に付いているエンブレムがオシャレ。
塗装
塗装がかなり剥がれている。ちなみにオイル交換の量は0.6リットル。

空冷4ストロークOHC単気筒。排気量49CC。走行状況に応じて、コンピューターが理想的な燃料をコントロール、効率的に使うシステム「PGM-FI」を搭載。黒いクランクケースが特徴的。排気音はとても静か。10万㎞走っているためか、あちこちからオイル漏れしているが、いまでも燃費は相変わらず上々でリッター75km前後は走ってくれる。

PickUp! 前後フェンダー

フロントフェンダー
フロントフェンダーはかなり長めでデザインもクラシック。

普通のバイクに比べるとフェンダーが長く深く作られているため、車体や人にかかる水や泥跳ねが少ない。何気ないところだが、これもリトルカブのいいところ。

PickUp! サスペンション

フロントサスペンション
フロントサスペンションは作りがシンプルなのでとても丈夫。

フロントはボトムリンク式のサスペンション。現行でこの形式を使っている日本のバイクは数えるほどしかない。一般的なテレスコピック式のサスペンションに比べるとストロークが少なく、ちょっとクセのある動きをする。リアサスペンションは5万㎞で交換したがフロントサスペンションは一度も交換していない。

PickUp! 手作りサイドカバー

サイドカバー
僕が唯一自作して取り付けたのがこのサイドカバー。

サイドバックがサスペンションやタイヤと干渉しないよう、ホームセンターで買ってきた組立ラック用のフレームなどを繋げてサイドカバーを作った。錆びたり歪んだり、かなり痛みは激しいが、5年間壊れず使い続けている。おそらく最後まで持つだろう。

僕が乗っているリトルカブはこんなバイクです。僕的には全体のデザイン、交換パーツの入手が簡単なこと、丈夫なエンジン、燃費がいい、メンテナンスがラクなどなど、かなり好きなバイク。まだしばらく乗り続ける予定だ!!

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