BBB MAGAZINE

  • MotorCycleDays

    2017.01.01 / Vol.40

    - page2 - 【後編】 バイクで訪れた好きな日本の岬

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06室戸岬「室戸岬灯台」

室戸岬
四国をバイクでお遍路の旅をしながら訪ねた室戸岬。
室戸スカイライン
室戸スカイラインは四国屈指のご機嫌ツーリングルート。

四国の東南部、南に突き出した先端が室戸岬。岬の周辺は岩場になっているが、断崖ではないので簡単に海に出ることができる。また岬の東側には弘法大師が悟りを開いたと言われる海蝕洞"御厨人窟"がある。坂道を上った高台に四国八十八箇所霊場の第二十四番札所"最御崎寺があり、そこから歩いて5分のところに光達距離日本一の室戸岬灯台がある。

所在地:高知県室戸市室戸岬町6939
構造:塔形 鉄造
塔高:15.4m
初点灯:1899年4月1日

07都井岬「都井岬灯台」

都井岬灯台
都井岬へ来たら灯台に登ってみよう。絶景に感動すること間違いなし。
御崎馬
御崎馬は都井岬風景のシンボル的存在。ぜひ記念写真を撮っておこう。

宮崎県の南部に突き出した都井岬、最初に訪れたのは35年前。初のロングツーリングが九州一周だったのでよく覚えている。岬で放牧されている御崎馬がいて、緑の丘に立っている姿が印象的だった。その後も何度か訪れているが、都井岬が持っているスケールの大きさは今も変わらない。都井岬灯台は参観可能、天気がいい日は種子島まで見えるらしい。

所在地:宮崎県串間市大字都井岬
構造:塔形 コンクリート造
塔高:15.30m
初点灯:1929年12月22日

08佐多岬「佐多岬灯台」

自殺の名所
昔は有料だった佐多岬ロードパークの料金所跡。ここから岬まであと8キロ。
亜熱帯の風景
亜熱帯の風景が広がる道。こんな異国のような風景が楽しめるのも魅力。

九州、大隅半島の最南端。有料道路だった"佐多岬ロードパーク"は無料化され昔は走れなかった自転車も通行可能になった。エジプトのカイロと同じ緯度で、周りは枇榔やソテツなど亜熱帯植物が生い茂り、どこか別の国に来た気分になる。昔あった展望台などは取り壊され現在リニューアル中の"佐多岬展望公園"、どんな風に生まれ変わるのか楽しみだ。

所在地:鹿児島県肝属郡南大隅町佐多馬籠417
構造:塔形 コンクリート造
塔高:12.6m
初点灯:1871年10月18日

09東平安名岬「東平安名岬灯台」

東平安名岬灯台
沖縄の青空に白い灯台が映える。遊歩道を歩き、いろんな角度から楽しんだ。
宮古島
宮古島ならではの大自然が広がる、岬へ向かう道も最高に素晴らしかった。

沖縄の宮古島の東端に突き出した岬。その先端に東平安名埼灯台が立っている。岬の途中にある駐車場にバイクを止めて、歩いて灯台へ向かう。灯台に入り階段を登り切り外に出ると、目の覚めるような360度の展望。エメラルドグリーンの美しい海と歩いてきた道、宮古島ならではの大パノラマが広がる。これまでの灯台の中でベスト3に入る絶景だった。

所在地:沖縄県宮古島市城辺保良1221-14
構造:塔形 コンクリート造
塔高:24.5m
初点灯:1967年3月27日

10辺戸岬「辺戸岬灯台」

沖縄の歴史
大自然の雄大さと同時に沖縄の歴史を感じる場所でもあった。
辺戸岬
2013年は岬の売店は廃墟のようになっていたが、今はどうなのか...

沖縄本島の最北端が辺戸岬。断崖絶壁、目の前に広がる沖縄の青い海、快晴の日には与論島や沖永良部島なども見えるらしい。岬にはアメリカの統治下にあった沖縄が返還され、沖縄県になった証として1972年に建立された"祖国復帰闘争碑"が立っている。周辺の見どころは"大石林山"や"ヤンバルクイナ"展望台など。灯台は少し離れた場所にある。

所在地:沖縄県国頭郡国頭村
構造:塔形 コンクリート造
塔高:11m
初点灯:1961年7月

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