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    2017.08.17 / Vol.46

    - page2 - 都道府県別ツーリングガイド「四国SHIKOKU」

CREDIT

09.雲辺寺

雲辺寺
その数と存在感に圧倒される

数年前、四国霊場88箇所をめぐるお遍路をした。その中で印象に残っているのが香川県の66番雲辺寺。木々に覆われた山の上にあり、境内には無数の「五百羅漢」が並んでいる。様々な顔があり、表情もリアルでユーモラス。自分に似た像はいないか?探してみよう。

10.観音寺銭型砂絵

観音寺銭型砂絵
時々修復をしながら長く管理保存されている

全国に名所は数々あるが一風変わったスポットが香川県観音寺市にある。それは縦122m、横90mもある寛永通宝を模した、砂で作った巨大な「銭形砂絵」。展望所から見る砂絵は日本唯一の絶景。この銭形を見ると長生き、お金に不自由をしないと言われている。

11.別子銅山

別子銅山
煉瓦造りの古い建築物にノスタルジーを感じる

愛媛県にある貴重な産業遺産のひとつ「別子銅山」に訪れ、日本の歴史に触れて欲しい。「東洋のマチュピチュ」と呼ばれ、山の斜面に作られた花崗岩造りの貯鉱庫や赤煉瓦作りの東平索道停車場、物資を運ぶために作られた通洞など、様々なものが残っている。

12.道後温泉本館

道後温泉本館
木の温もりが優しい道後温泉。建物も絵になる

四国の温泉といえば美しい木造建築の「道後温泉本館」。日本最古といわれる温泉で日本の公衆浴場としては初めて国の重要文化財に指定。浴室だけでなく日本で唯一の皇室専用浴場「又神殿」、夏目漱石と正岡子規が使用したと言われる「坊ちゃんの間」などもある。

13.しまなみ海道

しまなみ海道
絶景ポイントがたくさんある、しまなみ海道

本州から四国へ渡るルートは3つあるが、僕がおすすめしたいのは「しまなみ海道」。橋からの眺める瀬戸内海は素晴らしく、途中に立ち寄る島々の風景も変化に富んでいて魅力満載。さらに原付専用道が別にあるのも嬉しいポイント。ぜひ今年こそ、走りに行こう!

14.四国カルスト

四国カルスト
11月だというのに寒波の影響で雪に降られた

日本三大カルストのひとつ愛知県と高知の県境周辺に広がる「四国カルスト」。天狗高原、五段高原、姫鶴平など、なだらかな高原に突き出す白い石灰石と絶景展望が美しい。さらに放牧された牛、夏の高山植物、秋はススキ、オールシーズンで楽しむことができる。

15.四万十川

四万十川
ゆったりと流れる四万十川、旅ものんびり行きたい

本流に大きなダムがないことから「最後の清流」と呼ばれていた「四万十川」。不入山を源流とする四万十川は山間を蛇行しながらゆったりと延び、太平洋へと注いでいる。四国では最も長く全長196km。また橋桁のない「沈下橋」は四万十川の風物詩となっている。

16.はりまや橋

はりまや橋
すぐ近くに明治時代にかけられた青い鉄の橋もある

日本三大がっかり名所のひとつが高知市内にある「はりまや橋」。歴史あるものだが、今のものは復元したもので、その小ささに驚く。地下へ行くのと昔使われていた「はりまや橋」の欄干が見られるが、こちらも不思議な空気感。でも僕はそんなところが、好きです(笑)

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