- page2 - 特別編：藤原かんいちの、「バイク＆船旅を一緒に楽しもう！！」

９．名門大洋フェリー

関西と九州を瀬戸内海で結ぶフェリー、ライダー向けの割引プランが多いこともあり何度も使っている。両港とも出発は夕方～夜で、到着が朝なので一日を有効に使える。また瀬戸内海にかかる明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋と3つの橋をフェリーから見ることができるのも魅力。

１０．新日本海フェリー

関西圏から北海道へ行く人たちの多くが使っている。深夜に出港して翌日の夜、北海道に到着する。船内シアターで映画を観たり、大浴場から海を眺めたり、レストランでゆっくり食事をしたり、船上ならではの時間をゆったり過ごすことができる。夏休みシーズンはライダーが多く賑やかになる。

１１．隠岐汽船

日本海に浮かぶ隠岐諸島。フェリーでバイクと行けるのは最も大きな「島後」と、「島前」と呼ばれる西ノ島、中ノ島、知夫里島の4島。おすすめは雄大な自然が広がる西ノ島で、とても離島とは思えないダイナミックな景色の中を走ることができる。また2～3時間で一周できる島後も変化に富み面白い。

１２．国道九四フェリー

道後水道を挟んで、四国と九州を最短距離で結ぶ航路。三崎港は佐田岬半島の先端近くにあるので、船旅と一緒に美しい海を眺めながら走る佐田岬半島縦断ツーリングが楽しめる。半島には風力発電の風車が並ぶ「せと風の丘パーク」、波が打ち寄せる「佐田岬灯台」など見どころも多い。

１３．壱岐・対馬フェリー

福岡県の北、日本海に浮かぶ壱岐と対馬を結ぶフェリーで1日2~3便出ていて、対馬へ直行する便と壱岐を経由して行く便がある。対馬は韓国に近いことから国境の島と呼ばれている。また島の文化も独特。壱岐は美しい海水浴場が点在、古墳や歴史ある神社もあり、キャンプなども楽しめる。

１４．島鉄フェリー

長崎の島原半島と熊本の天草、下島を結ぶフェリー。対岸に港が見えるほど近いので、気軽な気分でフェリーが楽しめる。またどちら側もツーリングエリアとして魅力的。島原半島側は山が多くワインディングの走り、天草側は崎津教会など教会が点在、キリシタンの歴史を感じることができる。

１５．九州商船

長崎の西に浮かぶ中通島、若松島、奈留島、久賀島、福江島を中心とした五島列島。キリシタンの歴史が残る島々には頭ケ島天主堂など趣のある教会がたくさんあるので、ぜひ訪ねてみよう。食事のおすすめグルメはツルツルとした食感がクセになる「五島うどん」、ほかに新鮮な魚介類も食べられる。

１６．マルエーフェリー

鹿児島と沖縄本島を結ぶフェリーで途中、奄美大島や徳之島、沖永良部島、与論島などに立ち寄る。一度は乗ってみたい日本屈指の長距離フェリー。いつの日か自分のバイクで奄美大島や与論島、沖縄などの南国を走ってみたい！　そんな人たちが憧れるフェリー。部屋の種類は2等から特等まで豊富に揃う。