BBB MAGAZINE

  • MotorCycleDays

    2019.05.15 / Vol.69

    - page2 - 都道府県別ツーリングガイド「北関東編(群馬県、栃木県、茨城県)」

CREDIT

09.日光杉並木

日光杉並木街道の杉の木々の間から差し込む木漏れ日
日光杉並木街道で江戸時代へタイムスリップ

全長37kmもの杉並木が続く、歴史ある日光杉並木街道。杉の木々の間から差し込む木漏れ日を浴びながらバイクを走らせていると、まるで別世界に紛れ込んだ気分になる。日本の特別史跡と特別天然記念物の二重指定を受けているのは日本で唯一ここだけ。日光へ来たら日光杉並木街道といろは坂を忘れずに走りたい。

10.鹿島工業地帯

ファイナルファンタジー7のミッドガルドを思い浮かばせる工場夜景
工場夜景もツーリングプランに入れよう

観光スポットではないが、鹿島港を中心に広がる鉄の森、鹿島臨海工業地帯は気になるエリア。鉄鋼業、発電所、石油化学等の工場群、他とは違う景色が広がっている。特に夜になると複雑に入り組んだパイプや鉄柱に照明が光り、まるでSFのような非日常の世界を見ることができる。最高のアングルを見つけ出し撮影しよう

11.鹿島神宮

武甕槌大神(タケミカヅチ)」</b>を御祭神としている鹿島神宮
武の神様として古くから崇敬を受けてきた鹿島神宮

紀元前660年に創建、関東地方では最古、日本全国に約600社ある鹿島神社の総本社が鹿島市の鹿島神宮。日本建国・武道の神である「武甕槌大神(タケミカヅチ)」を御祭神としている。日本三大楼門のひとつといわれる朱塗りの楼門、極彩色豊かな本殿など、日本人なら、人生で一度は訪れたい場所。

12.袋田の滝

日本三大名瀑のひとつ袋田の滝
迫力満点の「袋田の滝」は必見

日本三大名瀑のひとつが大子町にある袋田の滝。高さ120m、幅73m、滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度の滝」と呼ばれている。秋は周りの木々が紅葉、冬は水が凍るなど四季折々の表情がある。滝を近くで見学をする場合、袋田の滝トンネルを通り、エレベーターを使って観瀑台へ行く。トンネル利用料は300円

13.筑波山

筑波山ではスピード注意
筑波山ではスピードオーバーに注意

茨城県つくば市にある標高877mの山で茨城県のシンボル、「西の富士、東の筑波」と富士山と並び称される筑波山。周辺は山道がないこともあり、休日になるとライダーがたくさん訪れる。県道42号を走り、筑波スカイラインでつつじが丘まで行きたい。さらに時間がある人は筑波山神社を参拝しよう。

14.霞ヶ浦

霞ケ浦で撮影した藤原かんいちさんとリトルカブ
雄大な景色が広がる霞ヶ浦

日本を代表する湖が茨城県にある霞ケ浦。琵琶湖に次ぐ日本第二位の面積を誇る。湖の周辺には様々なスポットがあり幅広いツーリングが楽しめる。冬は遠くからやってくる渡り鳥。夏は風を受け白い帆をいっぱいに広げて進む「帆引き船」が風物詩。霞ヶ浦ふれあいランドのシンボルタワーから眺める筑波山や霞ヶ浦が素晴らしい

15.道の駅たまつくりのなまパックン

アメリカナマズを使ったご当地バーガー
一度は食べたい道の駅たまつくりの「なめパックン」

霞ケ浦大橋のたもとにある「道の駅たまつくり」は、霞ヶ浦ツーリングには欠かせない休憩スポットとなっている。豊かな土地で野菜やサツマイモなど農作物が豊富にそろっている。食のおすすめはアメリカナマズを使ったご当地バーガー「なめパックン」で人気ナンバーワン。鯉肉を使った「こいパックン」も気になる存在だ

16.泉が森湧水

透明な水が大地から滾々と湧き出している
平成の名水100選の泉が森湧水を訪ねる

日立市の「イトヨの里泉が森公園」に透明な水が大地から滾々と湧き出す「泉が森湧水」がある。1日4,320トンもの水が湧き出す湧水地で、平成の名水100選にも選ばれている。東日本大震災で水道の断水が続いたとき、この水源の存在が市民を助けてくれたという。美しい水のある風景は見ているだけで心が安らぐ

人気コンテンツ