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    2020.01.10 / Vol.77

    - page2 - スーパーカブ号&かん吉のバーチャル日本一周の旅 その1:東北北上編

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16.岩手銀行赤レンガ館

岩手県の中心「盛岡」のシンボルのひとつが、赤いレンガと白い花崗岩のコントラストが美しい「岩手銀行赤レンガ館」。岩手銀行旧本店本館の建物を使ったもので、レトロ感たっぷり。岩の割れ目から延びる「石割桜」も有名だ。

17.遠野

盛岡から約50㎞東南にあるのが民話のふるさと「遠野」。宮守村にある5連アーチの鉄道橋、「めがね橋」を潜り抜け遠野市へ。カッパが潜むという伝説が残る「カッパ渕」に立ち寄りカッパがいないことを確認して(笑)、再び太平洋へ。

18.浄土ヶ浜

東日本大震災で大きな被害を受けた三陸海岸、少しずつだが復興に向かっている。浜の名所はいくつもあるが「浄土ヶ浜」は明らかに格が違う。白い砂浜、白い岩と松の木、青い海…「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したのも頷ける。

19.龍泉洞

自然が創り上げた神秘という意味では「龍泉洞」も負けていない! 日本屈指の鍾乳洞、地下水で削られた壁は芸術品、水深が35mもある地底湖は青く輝き宝石のよう。これは自然が作り上げた美術館だ。

20.八幡平アスピーテライン

そろそろバイクで思い切り走りたくなってきたので「八幡平アスピーテライン」へ向かう。クネクネと山道を登って行くと、どんどん展望が開けてくる。爽やかな風を感じながらハンドルを握る。駐車場で出会ったライダーと笑顔で挨拶。バイクでよかった!

21.せんべい汁

青森で最も有名な朝市と言えば、八戸市の「館鼻岸壁朝市」。全長800mに300以上の店が犇めく。とにかく賑やかで、元気なおばちゃんの声が響く、僕が食べるのは名物の「せんべい汁」だが、最近は「内臓くん」が人気らしい(笑)

22.奥入瀬渓谷

腹ごしらえをしたところで、再び自然の中へ。青森で外せないのは「奥入瀬渓谷」。豊かな森の中を縫うように流れる奥入瀬川、遊歩道があるのでバイクを離れて歩きます。森林浴、自然の力を全身に注入する。

23.十和田湖

少し走ると見えてくるのが「十和田湖」。火山活動でできたカルデラ湖で周りは山に囲まれている。湖を一周するといろんな角度から楽しむことができる。高台から見る十和田湖は絶景。湖畔に立つ「乙女の像」も必見。

24.生出キャンプ場

十和田湖の周りにはいくつかキャンプ場があるのだが、僕が泊まる定番は「生出キャンプ場」。ここはサイトが広々としていて使用料金も安い。夜空を見上げると無数の星が輝いていた。

25.八甲田山

「八甲田・十和田ゴールドライン」を走って青森市内へ向かってゆく。周辺には田代平高原や雲谷高原など美しい高原がある。振り返ると八甲田山が僕の旅の行方を見守っている。「ありがとう、また来るよ♪」

26.龍飛岬

青森市内で一服してから津軽半島へ。青森湾を右手に見ながら北へバイクを走らせる。北の終点は「龍飛岬」。展望台に登るとすぐ近くに北海道が見えた。これから北海道を走るのかと思うと胸が高鳴る。

27.階段国道

龍飛岬の近くにある「階段国道」。階段が国道に指定されているという珍スポットで、いまは立派な観光地。大型バスが止まると観光客がドドドと降りてきて写真をバチバチ。今は何が有名になるかわからない。

28.恐山

津軽半島の次は下北半島。日本屈指の霊場「恐山」は怖いけど行ってみたくなる不思議なパワースポット。山門をくぐり恐山に入ると空気がガラッと変わる。漂う硫黄の匂い、カラカラと音を立てて回る風車… 生と死、天国と地獄。一度は来るべき場所だと思う。

29.海峡ライン

下北半島の西側の海岸線を北上する。野生猿生息の北限、脇野沢を過ぎてしばらく走ると険しい山道になり「海峡ライン」はすれ違う車もいなくなる。まさに最果て。奇岩が並ぶ海岸「仏ヶ浦」は日本有数の景勝地で、別世界の気分が味わえる。

30.大間崎

大間のマグロで有名な本州最北端の「大間崎」に到着。ついにここまで来たか~という感じだ。今回はここまで、大間にある無料キャンプ場にテントを張った。明朝のフェリーで北海道の函館へ渡る予定。

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