BBB MAGAZINE

  • MotorCycleDays

    2020.04.15 / Vol.80

    スーパーカブ号&かん吉のバーチャル日本一周の旅 その4:東北北陸地方を南下する編

CREDIT

スーパーカブ号&かん吉のバーチャル日本一周の旅
その4:東北北陸地方を南下する編

  さて、いま世界は猛威を振るう新型コロナウイルスの影響でとんでもないことになっています。バイクでツーリングへ出かける人も減少しています。休日など自宅で時間を持て余している人も多いと思いますので、そんな人はぜひ、スーパーカブに乗る藤原かんいちの分身「かん吉」と一緒にバーチャル日本一周旅行へ出かけましょう。きっといい時間が過ごせますよ。旅路は北海道一周を終えて、東北と北陸地方を南下して行きます。

01.新日本海フェリーに乗って秋田県へ

長かった北海道の旅。名残惜しい気持ちを抑えて苫小牧港へ。新日本海フェリーに乗って秋田県へ向かいます。12時間の船旅を経て船は秋田港に到着!!さあ、ここから再び本州の旅が始まる。東北を北上する時は太平洋寄りを走ったので、南下は日本海寄りのルートを使います

02.道の駅大館能代空港

秋田には変わった道の駅があります。それはナ~ント!空港がそのまま道の駅になっている、変わり種道の駅「大館能代空港」です。どこからどう見てもただの空港なんだよね~(笑)。嬉しいのは空港ビルの中庭で「秋田犬のオブジェ」、到着ロビーでは大きな「秋田犬のぬいぐるみ」がお出迎えしてくれること。ランチは比内地鶏の親子丼で決まりだね

03.後生掛温泉

秋田の温泉で景色が良くキャンプができるところと思い、後生掛温泉へ。歴史ある温泉場で、木箱から首を出してあたたまる「箱蒸し風呂」、肌を美しくする「火山風呂」のほか「泥風呂」「神経痛の湯」「温泉蒸気サウナ風呂」「打たせ湯」「露天風呂」など盛りだくさん。温まったらキャンプ場で就寝です♪

04.田沢湖

東北屈指の湖として知られているのが「田沢湖」。日本で最も水深の深い湖で真冬でも凍り付くことがない。観光スポットだけど周りがあまりゴチャゴチャしていないところが僕は気に入っている。また田沢湖が誕生した伝説が残る「たつこの像」は外せないポイントのひとつ。ついでに浮木神社にも立ち寄る。

05.日本三大うどんの稲庭うどん

秋田へ来たら食べたいのが日本三大うどんのひとつと言われる「稲庭うどん」。稲庭村の佐藤市兵衛に始まると伝えられるうどんで、なめらかな舌触り、コシのある歯ごたえが特徴。そして細麺ならではの繊細で上品な味わいが魅力。おすすめは湯沢市にある「佐藤養助総本店」、てんぷらとセットで堪能する。

06.鳥海山

秋田県から山形県へ向かっていると美しいシルエットの山が見えてくる。県境にあり「出羽富士」と呼ばれ愛されている「鳥海山」だ。水田が広がる田園風景、その向こう側に聳える山々の荘厳な美しさにうっとり。ときどきバイクを停めて写真撮影を楽しむ。

07.山居倉庫

山形県の日本海側の中心地、酒田市に到着。市内の観光スポットといえば、明治に建てられた米保管倉庫「山居倉庫」。米どころである庄内の積出港として栄えた場所で、昔高視聴率を記録したNHK朝の連続ドラマ「おしん」の舞台になっている。保存された建物から当時の雰囲気を感じ取る。

08.スイカサイダー

日本海から内陸へ向かう田舎道、周りに畑が目立つようになる。着いた尾花沢市は夏スイカ生産量日本一で知られる町。そんな尾花沢で作られている、おすすめの炭酸飲料が「スイカサイダー」だ。スイカらしい爽やかな風味に炭酸が加わると最強のドリンクに変身する。ぜひ、飲んでみて♪

09.山形市

渋滞につかまったり、信号が多かったり... ストレスの多い大都市はできれば避けたいが、山形市は県庁所在地として大き過ぎず小さ過ぎず、ちょうどいい。山形市内の見どころといえば文翔館(山形県郷土館)。英国近世復興様式を基調としたレンガ造りの建物は美しく見応えがある。

10.そば処大梵字

数年前、山形でおいしい蕎麦に出会った。場所は鶴岡市の道の駅月山に隣接する「そば処大梵字」だ。朝日地域産のそば粉100%を使用した十割そばで、蕎麦の香りと風味が素晴らしかった。また築150年以上の旧家を移築した店舗もいい雰囲気で、大座敷で食べるとさらにおいしく感じる。

11.もも太郎

気軽に地方色を感じることができるのが食物。コンビニに入って見たこともないカップ麺やパン、お菓子などに出会うと嬉しくなる。新潟で見つけたのはアイスの「もも太郎」。昭和20年代から愛され続けているいちご味のかき氷バーなのだが、初めて食べるのにどこか懐かしい味がした。

12.新潟県と言えばコシヒカリ

新潟県と言えばコシヒカリ。日本屈指の米どころとして知られている。道を走っているとあちこちで田んぼに出会う。これぞ日本の原風景という感じ。どこまでも青々と広がる田園風景を見ながらバイクを走らせていると、無性にごはんが食べたくなるのは僕だけだろうか?(笑)

13.佐渡島

新潟へ来たら佐渡島にぜひ行ってみよう。直江津から高速フェリーで1時間40分、島にはのんびりとした時間が流れている。バイクで一周をするにはちょうどいいサイズ。船大工の町並みを残す宿根木、大膳神社能舞台、五重塔がある妙宣寺、全長30㎞の大佐渡スカイライン、日本海の海鮮など...佐渡の魅力を満喫したい

人気コンテンツ