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    2020.06.15 / Vol.82

    - page2 - スーパーカブ号&かん吉のバーチャル日本一周の旅 その6:九州縦断の旅(福岡県~鹿児島)

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14.雲仙

長崎県・雲仙

長崎市内から雲仙へ向かう。小浜温泉で国道251号から国道57号にチェンジ。道はカーブの連続、標高はぐんぐん上がり雲仙温泉に到着する。雲仙のクライマックスは「仁田峠循環自動車道路」。一方通行のため走りやすく、展望台からの景色も素晴らしい。さらにロープウェイ乗り場付近に咲くミツバツツジも美しかった。

15.国道251号

長崎県・島原半島周遊道路。国道251号

変化に富んでいて景色も素晴らしく、走って楽しいのが島原半島を一周する国道251号。美しい海岸線、温泉群、町の各所に名水が湧く島原市。さらに雲仙普賢岳の噴火の土石流で被害を受けた家など、見どころがてんこ盛り。長崎では外せないツーリングルートなのである。

16.ありあけタコ街道

熊本県・宇土半島

島原の口之津港からフェリーで天草へ渡り、下島からループ橋を使い上島へ。海岸線が美しい「ありあけタコ街道」にあるのが「巨大たこのモニュメント」。これはインパクト大だ。合津からは島々を繋ぐ橋が連続する「天草パールライン」。天草松原と呼ばれる美しい景色を堪能する。

17.御興来海岸

熊本県・御輿来海岸

天草五橋の1号橋を渡ると、そこは宇土半島。宇土に来たら必ず見ておきたいのが「御興来海岸」の夕景。干満の差が激しい有明海、潮が引いた御輿来海岸には、風と波による曲線の砂紋(砂干潟)が現れる。とても神秘的な景色で、景行天皇が美しい海岸線を目にして、しばし御輿を駐めて見ていたという伝説が残っている。

18.ミルクロード

熊本県・ミルクロード

宇城から熊本市内へ。地震で大きな被害を受けた熊本城を眺めた後、国道57号で内陸方面へ向かう。九州を訪れるライダーに一番人気の阿蘇エリアを目指す。阿蘇に入ると景色はガラッと変わり、草原のような景色がどこまでも広がった。草千里、大観峰、ミルクロード…開放的な景色、どこを走っても気持ちがいい!

19.通潤橋

熊本県・通潤橋

去るのが名残惜しい阿蘇。「また来るからねー」と大地に声をかけ、国道265号を南下する。しばらく走ると「通潤橋」の標識が現れる。1854年に作られた日本最大級の石造りアーチ水路橋で、橋の上から勢いよく放水される光景は有名。観光ポスターなどにもなっている。眺めながら「人間はすごいものを作るな…」と呟いた。

20.曽木の滝

鹿児島県・曽木の滝

国道3号を南下。出水から国道447号で内陸へ向かう。そこで出会ったのが「曽木の滝」。初めて聞く名前だが行ってみると、想像していた滝とは違い、岩場だった。川の底がいきなりガタガタと崩れ落ちている感じで、いままで見たどの滝とも違っていた。自然の力が創り出した独特の景観。とても不思議な滝だった。

21.曽木発電所遺構展望公園

鹿児島県・曽木発電所

曽木の滝から少し離れたところで面白いものを発見した。曽木発電所遺構展望公園と書かれた駐車場、バイクを停めて川へ目をやると、レンガ造りのお城のような廃墟、曽木発電所が建っていた。令和とは思えない光景に目は釘付け。案内によると夏以外は水没して見えなくなるらしい、これはラッキーだ。

22.霧島温泉郷

鹿児島県・霧島温泉郷

伊佐から国道と県道を繋いで霧島温泉へ向かう。九州に入ってからまだ一度も温泉に入っていないことを思い出したのだ。「霧島温泉郷」「霧島神宮温泉郷」「妙見・安楽温泉郷」「日当山温泉郷」と4つの温泉郷がある、九州屈指の温泉地。ワンコインから入れる日帰り温泉がたくさんあるので、ちょっとリフレッシュしておく♪

23.桜島

鹿児島県・桜島

体が温まったところで鹿児島市へ向かう。しばらく走ると噴煙を上げる「桜島」が見えてくる、この景色を見るといま自分が鹿児島にいることを実感する。桜島を一周。灰を避ける屋根付きのお墓が鹿児島らしい。桜島フェリーに乗って鹿児島市内へ。夜は豚骨の鹿児島ラーメン、食後は白熊アイスで決まり。

24.薩摩半島

鹿児島県・西大山駅

鹿児島市を起点に薩摩半島を一周する。快適に走れて景色がいいのは「指宿スカイライン」原付は全線走っても120円と激安だ。一気に指宿まで南下。池田湖、指宿温泉、新鮮な海の幸など魅力がいっぱいのエリア。そして忘れちゃいけない薩摩富士こと「開聞岳」。いつ見ても美しい山だ

25.種子島

鹿児島県・種子島

鹿児島からフェリーに乗って種子島へ。屋久島が人気だが、今回はあえて種子島へ行きます。これまでいろんな日本一周旅人から話を聞いたが、みんな口をそろえて「ロケットの発射はすごかった!忘れられない!」というからだ。スケジュールはバッチリ、後は発射の瞬間を待つばかり…

26.大隅半島

鹿児島県・佐多岬

陸路で行ける本土最南端、大隅半島の先端にある佐多岬へ向かう。鹿児島湾を右手に見ながら南下。遠くに見える開聞岳が見えてくる。国道が途切れ県道になった、大泊を過ぎると周りは熱帯植物が生い茂るジャングルに。道が終わったところにバイクを停めて、歩いて行くと、そこは佐多岬。その先には、どこまでも海が広がっていた

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