BBB MAGAZINE

  • PhotoTouring

    2016.03.15 / Vol.13

    川崎・横浜

CREDIT

川崎の工業地帯
川崎の工業地帯は巨大な工場が多かった。複雑に延びたパイプを見ているとワクワクする。工場内は関係者以外立ち入り禁止なのが悔しい。

~神奈川県川崎市・横浜市~

遠い土地を目指すことだけがツーリングではない。身近な土地や見慣れた場所でも、見たことにない未知の風景は無限にあるはず。そんなテーマを持って、神奈川在住の僕にとって身近なエリア、川崎へ向かった。ベイアリアを走っていると、工業地帯が見えてきた。たくさんの煙突、パイプ群...工場好きの僕は胸が高鳴る。
適当な場所にバイクを止めて、複雑に入り組んだ配管群を見上げた。全て鉄のかたまり、どれもが想像を越える大きさで、子供の頃に憧れていた基地のよう。日常生活では決して触れることにない、非日常の異空間がそこにあった。そんな風景が住宅地から数キロしか離れていない場所に存在していることは新鮮な驚きだった。
横浜も路地をひとつ入るだけで別の町のような、見たことのない風景が散らばっていた。日本の旅は懐が深い。

川崎ベイエリア
川崎ベイエリアには運河がたくさんあり、様々な船が停泊している。
大黒埠頭
大黒埠頭から横浜ベイブリッジを見上げる。これぞ未知の風景!
横浜の山下公園
横浜の山下公園の周辺は古い建物が点在している。
ベイエリア
ベイエリアで見つけたバス停にはどこか異国情緒が漂っていた。
巨大ジャングルジムのような工場
巨大ジャングルジムのような工場。錆びた鉄にノルタルジーを感じる。
横浜の街中
横浜の街中はどんな場所を切り取っても絵になる。

川崎周辺で食べたい・おすすめランチ!

レストランばーく

鶴見駅の近くにある、昭和の懐かしい空気が漂う大盛り食堂。

「レストランばーく」

厚さ2cm以上あるボリューム満点のハムカツ。満腹確実です!!
■ハムカツ定食700円(税込)

ワンポイントアドバイス

アーティスティックな写真になる
あえて一部分を撮影

気配で表現する

ツーリング写真を撮るときはどうしても大きな風景の中にバイクが入った写真を撮ってしまいがち。それももちろんオーソドックスでいいのだが、そこから一歩進んで、敢えてバイクを入れずにバイクの一部や影だけを入れた写真を撮ってみよう。影を使ってバイクの存在を表現するのだ。他人とは一味違った写真になること間違いなし!ぜひチャレンジしてみよう。

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