BBB MAGAZINE

  • 部品交換「改」

    2020.08.10 / Vol.10

    - page2 - HONDA MONKEY(Z50A) オイル漏れ止めのためのオイル交換&対策案

CREDIT

エンジン下周りをあらためて見たら、ガスケットがちゃんと入ってないような感じがしますが……これが原因かと思いましたが、おそらくケース全体の合わせ面から漏れていると思われるのでクイックフィックスを使ってみます!

施工はエンジンが冷えている状態で行いますが、塗布する前にはまずパーツクリーナーなどで念入りに脱脂します。この脱脂がしっかりできていないと弾かれて意味がありませんから、表面の油は徹底的に落としましょう。クイックフィックスはかなり粘度が高いスプレー糊のようなイメージです。ちなみに粘度はありますが、結構垂れます。

クイックフィックスが乾燥したら耐久性に優れたフィルム状の被膜を形成してくれます。数分置いて手で触れるようになったら、もう一度クイックフィックスをスプレーして合計2度塗りします。20分以上放置すれば被膜が完成。オイルだけではなく、冷却水の滲みにも使用可能……ということはつまり、出先でトラブった場合にも使えますね。但しクイックフィックスは一度だけの使い切りです(使用後は缶の中のノズル内部が固まってしまうのでしょう)。

走らせても漏れナシ!!

無事にオイル漏れも止まり、再び元気に走れるようになりました。旧車でも不安要素はその度に解消していき、もしトラブルが出たとしても“直すことを楽しむ”ことが出来れば、古いバイクも末永く楽しく走ることが出来ますからね!

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