いよいよ走り出し!!

外装も機関も好調となったのでツーリングに出発！　道中では大洗を通過するということもあり『峰仕様』から『黒森峰仕様』にしてみました。

大洗から福島へ下道で往復約700キロ。尻が熱い以外は無問題でした。これでもう安心してどこへでも走って行けます。

そこでシールテープを数回巻いて応急処置で対応してみました。

チャンバーがシートの下を通過している3MAならではの悩みが尻の熱さ。これはなんとかならないかと考え、『Kemekoコルゲートヒートガードプラス』 で対応してみることに。

画像はカワサキH2への施工例。過給機の熱量を考えられてかアンダーカウルが装着されていないH2だが、サーキットにおいてはアンダーカウルの装着義務もある。そこでアンダーカウルへのダメージを減らすために施工されたものです。

ナンディさんも当初はカウル側への装着を検討していましたが、それよりもチャンバーとフレーム、シートカウルには空間があることから、その隙間にコルゲートヒートガードプラスを入れることで最大の効果が発揮できるのではと閃きました。

金切りハサミなどで簡単にカットできますし、物がアルミなので穴開け加工も楽勝。ホックを付ければ平面に対しての取り外しも容易に出来るでしょう。

熱源であるチャンバーからは離れた位置での遮熱であり、前からの空気の流れも妨げることにはなりません。それでいてシート側への放熱効果を防げるようなスタイルです。

シートカウル内側は余裕があったので、本来カウル側に付いている断熱材もそのまま使用しています。コルゲートヒートガードプラスとの遮熱性でダブルの効果！　ノーガードだったシート真下側にも熱防壁を作れました！

ちなみに半閉塞的な空間内において表面温度450～600°から放散される遮熱素材の代用として新開発されたのがこの『Kemeko コルゲートヒートガードプラス』。実はこれ、キャンプなどに使われるテーブルバーベキュー用プレートからの派生商品なのです。簡単に形状を変えられるので、アイデア次第で様々なものに使用可能でしょう！

30分経過しても尻に熱みは感じません！　これで夏の走行でも無問題!!　シートカウルのダクトから覗くコルゲートヒートガードプラスもイカスぜ！