サビサビ鍵無し不動の状態からレストアスタート！

引き上げてきたジッピィはサビサビのボロボロだった･･･。鍵無し不動の状態からレストアスタート！

世の中ってやつは金をかければなんでも出来るようになっている。金が無いなら気を使えとはよく言ったもので、レストアをするにあたってもこれは該当する。どんなにボロい車両でも愛情と手塩を込めて取り掛かれば、きっと何とかなるものだろう、たぶん。･･･といった先行き未明の素人丸出しバイクレストア企画。それがこのレストア野郎！第一弾としてヤマハのジッピィを起こしてみようと思うのだが、さてこのボロさ加減にどこから手を付けて良いものやら･･･。

シートのロックは既に壊れていたのでシート自体は難なく外れましたが、これって本来はＺ２とかみたく横に開くシートだと思うんですよね。ヒンジが取れてなくなっていますね･･･うーん。

シートの下に縦に刺さるようになっていた物体を取り出すと、中身はエアクリーナーでした。ということはこれがエアクリーナーボックスか･･･
凄い形状しているな。そして銀色の円筒状のものはウインカーリレーであるのは分かるが、コーキングされている黒いビニールみたいなのは何だろう？もしかして一時的に電気を溜めるコンデンサみたいなものだろうか？

１本配線が見えている･･･

エアクリーナーボックスの穴から１本配線が見えている･･･けど、どこにも繋がっていない。イグニッションコイルが見当たらないから、きっとイグコイルはここに繋がるんだろうな。６Ｖのイグニッションコイルは古いモンキーから流用が出来るとよいのだが。

バッテリーは補充液を入れて充電してみたけど全然ダメでした。やはりバッテリーだけは新しいものに換えるのが、レストア野郎の基本中の基本ですね。そしてジッピィのガソリンタンクを取り外そうとしたら、なんかタンクの左右にスポンジみたいのが挟まっている･･･。
前オーナーが振動防止で入れたのだろうかと思いながらタンクを外したら、反対側にもしっかりとスポンジが付いている！えーと、これが純正なのね！

ガソリンタンクの下側には

ガソリンタンクの下側にはフューエルラインが２本出ていたけど、片方が折られてキャンセルされてました。ガソリンコックが紛失しているので、リザーブ用の経路なのだろう。タンクの中もサビだらけだろうし、この辺りはまあ後で考えましょう。

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