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    2019.10.07

    バイクの醍醐味を感じたい!全国でおすすめのツーリングスポットを5つ紹介

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    • 執筆

    BBB編集部

    • 撮影

    BBB編集部

ツーリングスポットでは、バイクのよさを感じながら最高の景色を堪能する至福の時間を過ごすことができます。これから紹介するのは、その中でも特に評判のおすすめツーリングスポットです。初めて行くスポットはもちろん、過去に行ったことがある場所にも新しい発見があるかもしれません。ぜひ、次のツーリングの参考にしてみてください。

おすすめツーリングスポット1:伊豆スカイライン

まず紹介するのは、日本百名選の1つとされるワインディングロードの「伊豆スカイライン」です。40.6kmにもおよぶ自動車専用の観光道路で、熱海峠から天城高原まで、伊豆半島を縦断して静岡県全体を駆け抜けることができます。箱根ターンパイクや箱根新道なども使えば約70kmもの距離を信号なしで走ることができるため、渋滞の多い海岸線の国道と比べてストレスのない走行が可能です。伊豆スカイラインの魅力は、なんといってもその広大な景色です。ツーリングをしながら、富士山や箱根山、相模湾、駿河湾などの眺めを楽しむことができます。

沿線には8カ所の展望所が用意され、その他各所にビューポイントや休憩所があります。一気に制覇するもよし、こまめに休憩しながらじっくり思い出を作るもよし、楽しみ方は無限大です。滝知山園地、鹿ヶ谷公園、巣雲山など、周辺には自然公園も多く存在しています。道路を降りても、数十分で世界遺産の一部である韮山反射炉などに行けるので、ここを通って静岡観光に出かけるのもおすすめです。また、伊豆スカイラインは全域が夜景100選や日本夜景遺産に選ばれています。そのため、夜景を楽しみたい人にも最適です。広い路面はきれいに整備され、その快適さは口コミでも高い評価を受けています。

【静岡県道路公社】 伊豆スカイライン
【トリップアドバイザー】 伊豆スカイライン

おすすめツーリングスポット2:ビーナスライン

2つ目のおすすめツーリングスポットは、長野県にある日本有数のワインディングロードである「ビーナスライン」です。茅野市から上田市まで約76kmの観光道路で、八ヶ岳中信高原国定公園の中にある観光山岳道路という特徴があります。そのため、平均標高は1400mと高く、最高地点の美ヶ原高原はなんと標高1920mです。視界が広い山の中で、広大な景色とともにツーリングが楽しめます。かつては有料道路でしたが、2002年からは全面無料開放されました。

ビーナスラインは、大きく3つのエリアに分かれます。蓼科高原から八ヶ岳に沿って進む第1のエリアには蓼科湖と女神湖があり、見た目にも爽やかです。第2のエリアでは白樺高原と車山高原を抜け、霧ヶ峰富士見台に突入します。ビーナスラインには約200種類の高山植物が茂っていますが、特にこのエリアでは鮮やかな黄色の花を咲かせるニッコウキスゲの群生が有名です。レストランなどを併設した、道路内でも大きなドライブインである霧の駅もこのエリアにあります。最後の第3エリアに該当するのは、天然記念物に指定されている八島ヶ原湿原から最高地点の美ヶ原高原までです。ここには美ヶ原高原美術館があるので、ツーリングと一緒に楽しむこともできます。

【ビーナスライン】
【たてしな藍】 ビーナスライン 絶景ドライブガイド

おすすめツーリングスポット3:千里浜なぎさドライブウェイ

次に紹介するのは、石川県にある「千里浜なぎさドライブウェイ」です。ここはなんと、砂浜を走ることができるドライブウェイとなっています。砂の性質上、日本で砂浜を走れるのはこの千里浜なぎさドライブウェイだけで、世界的に見ても珍しいスポットです。全長は約8kmで、車やバイクはもちろん、専用の車両をレンタルすれば自転車でも走行できます。しっかりとしつつも柔らかい砂浜を走る感覚は、アスファルトとはまったくの別物です。潮風の中、波しぶきをあげて夕日を見ながら走れば、普段とはまるで別世界のような気分に浸れます。

4~10月には本格的な立体サンドアートを楽しむこともできるほか、イカ釣りのシーズンには船の漁り火が一列に並んだ壮大な光景も見られます。それはあたかももう一つのドライブウェイができたような、幻想的な空間です。海水浴シーズンには期間限定の焼貝店もあちこちで営業しています。天然の道路なので波が高い場合などは走行できないこともありますが、当日の状況は県の羽咋土木事務所に連絡することで確認が可能です。

【羽咋市】 車で走れる砂浜 千里浜(ちりはま)なぎさドライブウェイ
【ぐるたび】 【日本唯一】千里浜なぎさドライブウェイで砂浜を爽快ドライブ!

おすすめツーリングスポット4:やまなみハイウェイ&ミルクロード

九州で最も有名なツーリングスポットとされているのが、湯布院から阿蘇山火口までのルートである「やまなみハイウェイ」です。全長は約58kmで、大分・熊本に連なる九州屈指の幹線道路でもあります。やまなみハイウェイは主に高原地帯を通っているので、九州の自然を一気に楽しめる点が魅力です。長者ヶ原の大草原や雄大な九重連山を間近に走れば、小さな悩みなどはすぐに吹き飛んでいくことでしょう。

やまなみハイウェイを南下すると、こちらも有名な「ミルクロード」に入ります。ここにある阿蘇市道狩尾幹線はラピュタの道と呼ばれ、ライダーの聖地と名高い人気ツーリングスポットです。このラピュタの道は熊本地震の後は閉鎖されていますが、ミルクロードから展望可能なエリアもあります。ミルクロードの先にある阿蘇国立公園の大観峰では、カルデラから阿蘇一体を見渡すことが可能です。お店も多く、ちょっとした休憩区域としても役立ちます。ミルクロード周辺は、夏は爽やかな緑で覆われていますが、春は野焼きによって大地の強さが感じられる土色の風景に変わります。熊本には約500本の桜によって日本桜並木百選にも選ばれた「湯の児チェリーライン」もあるので、一度行ったことがある人でも、季節によってまったく違う光景が楽しめること請け合いです。

【バイク乗ろうぜ】 やまなみハイウェイからパノラマラインへ下る春の阿蘇ツーリングは最高だ
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おすすめツーリングスポット5:海中道路

最後に紹介するのは、沖縄県うるま市にある「海中道路」です。浅い海の上に作られた全長約5kmの県道で、沖縄のシンボルロードとして地元の人から観光客まで広く親しまれています。そのほとんどが直線で、水平線の上をそのまま走っているような心躍る景色が魅力です。平安座島、浜比嘉島、宮城島、伊計島の4島に繋がっているので、島々を巡る観光にも役立ちます。道路の途中には道の駅ならぬ「海の駅あやはし館」があり、全方位を海に囲まれた、一風変わった休憩が可能です。館内には海の文化資料館も併設されていて、無料で見学することができます。

海中道路を通って行ける島々は、どれも珍しい特徴を持っています。戦後に石油基地となった平安座島には巨大な石油コンビナートが立ち並び、その独特な光景はここでしか見られないといっても過言ではありません。浜比嘉島は神様が眠る神聖な島として知られ、パワースポットとしても人気です。天然塩「ぬちまーす」の製造が見学できる宮城島や、沖縄貝塚時代の遺跡がある伊計島も欠かせません。海の上を渡る気分で数々の島を陸路で回れる海中道路は、まさに沖縄の海が作り上げたツーリングスポットです。

【じゃらんレンタカー】 沖縄・海中道路で島を巡るドライブコース!海と離島の絶景を堪能
【おきなわ物語】 海の駅あやはし館

遠方のツーリングならバイク輸送もあり!?

ここまで紹介したツーリングスポットの中には、九州や沖縄といった、日本列島の中でも端の方の地域にあるものも存在します。ツーリングは目的地に着くまでも楽しみの1つですが、あまりにも遠方の場合はバイク輸送という方法を選択するのも効果的です。バイク輸送を利用すると、体力が温存できるので、ツーリングスポットを効率的に楽しむことができます。離島を含めて全国をカバーしているBASなら、自宅近くから希望の地域までの輸送が可能です。補償体勢も万全で、新車輸送の際に満たす必要がある特別な基準もクリアしているので安心して依頼できます。

まとめ:全国のツーリングスポットを楽しもう!

  日本には、ぜひ体験しておきたいツーリングスポットがたくさんあります。バイクで行くには遠いと諦めかけていた地域でも、BASの高品質バイク輸送を使えば、そのような憧れのスポットでのツーリングも可能です。今後はBASのバイク輸送も活用しつつ、たくさんのスポットで素敵なツーリングのひとときを思い切り楽しみましょう。

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