HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~
ホンダ CRF250 RALLY(2017年モデル)の基本情報
“週末の冒険者へ”。250ccもアドベンチャーしたい!「CRF250 RALLY」
アドベンチャーモデルというと、ちょっと大きめの排気量で、オフロードタイプのボディにパニアケースなどをつけて、舗装路・未舗装路関係なく目的地に向かって走っていく…というイメージではないだろうか。
2017年、軽二輪クラスに各メーカーからアドベンチャーモデルの発売が相次いだ。ホンダの「CRF250 RALLY」も、そのひとつ。
このCRF250 RALLYは、2015年の大阪及び東京のモーターサイクルショーで世界初公開されて話題となったモデル。開発コンセプトは“ザ・ダカールレプリカ 週末の冒険者へ”。その言葉通り、ダカールラリー参戦マシンである「CRF450 RALLY」を彷彿とさせるフォルムだ。
もちろん、見た目だけのレプリカではない。スクリーンは防風効果が高く、走行時の疲労を軽減。ナックルガード、シュラウド、ミドルカウル、アンダーカウルはエアーマネジメントされ、車体まわりの空気を整流。併せて、ヘッドライトをフレームマウントとすることで軽快なハンドリングを実現。雄は姓を高めるため、最低地上高は270mmを確保。各所に、ラリーマシンの開発ノウハウが注ぎ込まれているのだ。
だが、たんにラリーマシンの模倣をしているだけではない。誰もが、“週末の冒険者”になれるよう、シート高を65mm下げた「Type LD」を設定。シート高は830mmに下げることができるので、これなら小柄な人でも、シート高に臆することなく乗ることができるはず。このほか、ABSを装備した「CRF250 RALLY 」「CRF250 RALLY Type LD 」がタイプ設定されている。
- このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています
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