HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ CBR250RR(( )内は後期型)の歴史

CBR250FOUR/1986年4月

ホンダの市販車初の4気筒250ccマシン。「カムギアトレーン」を採用し、カタログのキャッチコピーは「メカマックス」であった。レッドゾーンが17,000rpmと圧倒的な高回転を実現していた。

/1986年7月

アンダーカウルを標準装備し、特別色の「キャンディアリューシャンブルー」を採用。またサイドに「スペシャル・エディション」の文字が入り、マフラーのサイレンサー部がアルミ風となって高級感を出している。

/1987年2月

フルカバード・フェアリングや、前後分離タイプのシートを採用。また、従来のアルミフレームに加え、リヤフォークやステップも軽量化。リヤブレーキもディスクとなり、一段と性能アップした。

CBR250R/1988年5月

初のフルモデルチェンジ。デュアルヘッドライトとなり、フレームもアルミツインチューブフレームを採用するなどスタイルが一新。また、エアクリーナーやキャブレターも大型化、リヤタイヤの極太化など、細部にわたって改良されており、更に性能がアップしている。

/1989年2月

カラーリングを一新。ホワイト系に深い光沢をもつパールホワイトを採用。また、タンクのクリヤ塗装も向上し、より深みのある色が可能となった。

CBR250RR/1990年3月

全てのパーツを一新し「ダブルアール」となる。操縦性を重視して開発されたこのマシンはマスの集中化を徹底的に追及されている。また、キャブレターから燃焼室までをストレート化、新設計のポート形状やクランク周りの剛性アップなどをして、中低速のでのレスポンスを向上させている。

/1992年5月

カラーリングを一新。ブラッシュ模様を採用したトリコロールカラーとブラックを採用。「CBR」の文字を筆文字ロゴとし、よりいっそうスポーティー感を出している。

/1994年6月

エンジンの低中速域出力を向上し、カラーリングも一新。欧州で人気のCBR900RRのイメージを受け継ぐカラーリングとなっている。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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