HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ ベンリィ50S(1996年モデル)の歴史

ベンリィCD50(CD50)/1968年2月(昭和43年)

初代が登場したのは1968年。当時の価格で6万2000円、セル付きで6万9000円だった。1973年のモデルチェンジでタンク形状を変更し、このスタイルが最終モデルまで受け継がれることになる。細部の変更を受けながら、1998年にはパンク防止に効果的なタフアップチューブを採用。1999年には新排ガス規制に適合し、マフラーガードを装着。2003年12月のマイナーチェンジを最後に、2007年までラインアップすることになる。兄弟モデルのベンリィCD90は2001年まで。バリエーションモデルのベンリィ50Sは1996年、ベンリィCL50は1997年に登場。発売期間は短いがCD65やCD70、並列ツインのCD125Tといった「ベンリィCD」シリーズがある。当初は「ベンリイ」という表記で、後に「ベンリィ」と変更になり、2011年に登場したビジネススクーターももちろん「ベンリィ(AA03)」の表記である。

ベンリィ50S(CD50)/1996年4月(平成8年)

ビジネスモデルのベンリィCD50をベースとしたレトロ・スポーツモデル。T型バックボーンプレスフレームにスーパーカブ系の4速エンジンを搭載。タイヤはやや細身の前2.25-17・後2.50-17サイズ、小振りなサイドカバー、セミロングタイプのシングルシート、キー付きタンクキャップ、セミアップハンドル、シルバーの前後フェンダーを装備し、1960年代に登場したロードスポーツモデルSS50の雰囲気を上手く再現。1990年代のニーズに応えたまさにメーカー純正カスタムとなっている。1997年にはブルー&シルバーの「SP」が追加され、1999年には新排ガス規制に対応。MFバッテリーやタフアップチューブ、戻り忘れ防止機構付きサイドスタンドの採用や、2003年12月にはフレームと外装を同色としたホワイトとレッドをラインアップ。2007年1月にシルバーの落ち着いたカラーリングに変更され、これが最終となる。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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