HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~
ホンダ CRF1000L Africa Twin(2016年モデル)の基本情報
冒険心をくすぐりまくる、“True Adventure”「CRF1000L Africa Twin」
2016年に登場した「CRF1000L Africa Twin」の開発コンセプトは「True Adventure」。その言葉通り、どこまでも走っていける性能を持ったアドベンチャーモデルだ。
新開発の水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒エンジンは、レースで培ったノウハウを活かした4バルブの「ユニカムバルブトレイン」を搭載。270度位相クランクの不等間隔爆発やツインプラグの「位相点火制御システム」などにより、レスポンスとトラクション性能に優れた走りを見せる。また、「2軸プライマリーバランスシャフト」によって、振動を低減。「クランクケース内蔵オイルタンク式ドライサンプ構造」を採用することで、クラストップレベルの最低地上高も実現している。
ブレーキは前後ともにウェーブ形状のディスクを採用。リア側のABSは、オン・オフの切り替えが可能で、オフロード走行における使い勝手を向上させている。フロントサスペンションは倒立フロントフォークで、前後のサスペンションともに「フルアジャスタブル機構」が採用されている。面白い機能としては「シート・アジャスト機構」の採用がある。シートの脱着操作だけで、シート高が870mmと850mmに変更可能となっている。
アフリカツインには、クラッチを握って自分で変速させる一般的なミッションタイプのほか、DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)タイプも設定。そのどちらにも、路面に効率よくパワーを伝える「Honda セレクタブル トルク コントロール」を搭載。
オンロードだろうが、オフロードだろうが、思いのままに走りたいと感じる道を自由に走ることができる。乗る人の冒険心をくすぐってくるアフリカツインは、まさしく「True Adventure」だ。
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