HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~
ホンダ シャドウ スラッシャー750(2000年モデル)の基本情報
低く長く。ちょいワルテイストの750ccアメリカン「シャドウ スラッシャー750」
400ccの「シャドウ スラッシャー」の発売から遅れること7か月、2000年9月に750ccクラスにも「シャドウ スラッシャー750」が登場した。
車体のベースとなっているのは、400ccのスラッシャー。400ccベースだと「コンパクト?」というイメージを持つかもしれないが、全長2310mmのボディは押しの強さも充分。しっかりと、存在感をアピールしてくる。
シート高は645mm。どれだけ低いかというと、ホンダの「タクト・ベーシック(AF79)」が705mmなので、原付スクーターよりも60mmも低いのだ。もちろん、いくらシート高が低くても、シートやボディの幅や形状によって足つき性が悪く感じる場合もある。だが、スラッシャー750に実際にまたがってみれば分かると思うが、足つき性は良好で重心も低いので、小柄な女性でも安心感が持てるはずだ。この、低くて長いフォルムがスラッシャー750の大きな特徴。少し前の言葉を使うなら、「ちょいワル」風なテイストを持っているモデルだ。
エンジンは、水冷の4ストロークOHC3バルブV型2気筒。ドコドコというV型ならではの鼓動を感じながら走ることができる。最高出力は45PS/5500rpm、最大トルクは66N・m/3000rpm。スーパースポーツのような強烈な加速感はないが、車両重量236kgのボディを軽々と引っ張り、クルマの流れをリードするのには充分なパワーを持っている。
- このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています
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