HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ WING interstate(1983年モデル)の基本情報

ロングツーリングなら、やっぱりこのタイプ「ウイング インターステート」

アメリカで販売されていたクルージングモデル「シルバーウイング」をベースにした国内仕様が「ウイング インターステート(以降インターステート)」。ただし、シルバーウイングと言っても、軽二輪&小型二輪スクーターのシルバーウイングではなく、GL系のシルバーウイングのこと。

インターステートの最大の特徴は、なんといっても高い快適性だ。サスペンションには、乗り心地の良い前後エアサスペンションを採用。ベンチレーター付きの大きなフェアリングは風圧や風の余計な流れをシャットアウト。大型フェアリング装備のバイクに乗ったことのある人なら知っていると思うが、風の影響を受けないことで疲れが大幅に軽減し、長距離移動がそれほど苦にならなくなる。

また、インターステートは使い勝手にも優れる。キーロック付きのサドルバッグを左右に装備してあるので、荷物をポンと放り込めば、ツーリングに出かけられる。荷物をリアシートに積み込み、ネットやロープで固定してロングツーリングに出かけるのも雰囲気があるが、サドルバッグに荷物を入れて外に荷物を見せずに出かけるのもスマートな楽しみ方だ。

エンジンは水冷4ストローク縦置V型2気筒。フラットなトルク特性なので、右手の動きにバイクが素直に反応。気難しい挙動を見せることなく、スムーズに走ることができる。

  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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