HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

ホンダ CBR954RR(2002年)の歴史

CBR900RR・CBR929RR(SC44)/2000年(平成12年)

直列4気筒のリッターレプリカ(スーパースポーツ)のパイオニアであるCBR900RR・ファイヤーブレード。初代の893ccから918ccへ、そして918ccから929ccへ排気量アップ。ショートストローク化、バルブの大径化、バルブ挟み角を狭小化するなどで111.8kW(152ps)/11000rpmを実現。エンジン単体で4.3kgの軽量化を果たし、パワーウエイトレシオは1.11を達成した。インジェクション(PGM-FI)や排気デバイスも採用され、セミピボットレスフレームや倒立フォークでしっかりとした剛性感を実現。YZF-R1やGSX-R1000、ZX-9Rも戦闘力を挙げてきていたため、レプリカブームの頃の250ccや400ccのように、定期のスペックアップは必須だった。同じCBRでもCBR1100XX・スーパーブラックバードはツアラー的要素が強いため、明らかにコンセプトが異なる。

CBR954RR(SC50・国内)/2002年3月(平成14年)

1992年の登場から輸出仕様のみだったCBR900RR。6代目のCBR954RRから国内仕様も登場。排気量アップした954ccエンジン、φ42mmのPGM-FI、吸排気の流量を最適に制御する「H-VIX制御システム」、軽量高剛性スイングアームなどは輸出仕様と同様。HMAS使用のφ43mm倒立フォーク、プロリンク式リアサス、3.50-17/6.00-17ホイールの足回りと、徹底したマスの集中化&軽量化(乾燥重量170kg)により、クイックかつ安定感あるハンドリングと高いコントロール性を実現。国内仕様ではサイレントクロスチェーン、盗難防止システム「HISS」(欧州仕様にも装備)などを採用。2002年11月にはプロス店特別仕様車として特別色、アクラポヴィッチ製スリップオンマフラーを採用したスペシャルエディションも発売。2004年にはCBR1000RR(SC57)へモデルチェンジ。
  • このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています

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