HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~
ヤマハ NIKEN(2018年モデル)の基本情報
インパクトの強さナンバーワン。LMWのスポーツモデル「NIKEN」
リーニング・マルチ・ホイール(LMW)の「TRICITY125(トリシティ125)」が発表された時、「ナニコレ」と話題になったが、そのLMWのスポーツモデルが「NIKEN(ナイケン)」。左右にヒラヒラと舞い、コーナーを抜けていく動画が公開された時には、見る者に衝撃を与えた。
ナイケンには、トリシティの機構を進化させた新しいステアリング機構「LMWアッカーマン・ジオメトリ」が採用されており、フロント2輪が旋回方向に常に向いているので同心円を描くため、通常の二輪車同様の自然な操舵感が得られる。なおかつ、外側片持ちフロントサスペンション、410mmのトレッド、2軸ステアリング機構により、リーンアングルは45度を確保。
そのほか、アシスト&スリッパークラッチ、クイックシフトシステム、トラクションコントロールシステム、クルーズコントロール、YCC-T(ヤマハ電子制御スロットル)、D-MODE(走行モード切替システム)など、様々な先進的な技術が盛り込まれている。
エンジンは、「MT-09」をベースにした水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ・直列3気筒。最高出力116PS、最大トルク8.9kgf・mで、車両重量263kgのナイケンをスムーズに加速させていく。
見た目も中身も、ほかとは一味違う。そんなバイクを探しているなら、“攻めのLMW”であるナイケンのリストアップは必須だ。
- このページは株式会社ヤマハ発動機のご協力を頂き製作しています
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