HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~
ヤマハ TDR50(1988年発売モデル)の歴史
RZ50/1981年
スーパーゼロハンの世界を切り開いた、歴史に残る名車。水冷エンジン、6速ミッション、モノクロスサスなど、レーサー並みのメカニズムを装備。1983年9月から60km/h規制となり、強力な走りを制限されてしまった。1985年にはアッパー&アンダーカウル付きで登場。スポーツ性を強調したスタイル。
DT50/1981年
YEIS、吸入混合気チャンバーを採用の水冷エンジンで、ハイパワーかつ低燃費。リアはモノクロスサスを装備。60km/h速度規制で1984年にマイナーチェンジ。その後、基本構成はほとんど変わらず、20年近くに渡りラインナップ。同系の水冷2ストピストンリードバルブエンジンはTDR50やTZR50に受け継がれる。
TDR250/1988年
TZR250(1KT)の並列2気筒エンジンを流用し、2ストでは世界初のデジタル進角CDI点火方式を採用。デュアルパーパスモデルらしくアップマフラー、オン・オフどちらでも通用するタイヤを装着。タンク上に配されたタコメーターが一風変わった趣を与えていた。
TDR50/TDR80/1988年
当時で言うスーパーバイカーズ風のスタイル。エンジンはRZ50やDT50系の水冷を流用。1990年登場のTZR50に同系エンジンは受け継がれる。12インチホイールの代表的存在だったYSR50やNSR50に加え、KS-1とともにミニバイク人気に拍車をかけた。80ccエンジンのTDR80はさらにパワフル。
- このページは株式会社ヤマハ発動機のご協力を頂き製作しています
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