HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~
ホンダ トゥデイ(2002年モデル)の基本情報
誰でも安心して乗れる、定番中の定番スクーター「トゥデイ」
まるみのあるかわいいデザイン。軽量で足着き性のよいボディ。低燃費・低価格で、地球とお財布にも優しい。そんな、全メーカー全スクーターの中においてもスタンダードともいえるホンダ「トゥデイ」には、大きく分けて2モデルがある。
1つめは2002年に登場した「トゥデイ(AF61)」。中国で生産され、メーカー希望小売価格は10万円を切る9万4800円(税抜)。この低価格でありながら、キーシャッターやコンビブレーキの採用、シート下に22リットルのメットインスペース、燃費はリッターあたり65.0kmの低燃費を実現。低価格商品に対してたびたび言われる「安かろう、悪かろう」は「トゥデイ(AF61)」には無縁のキーワードだ。
2つめは2007年に登場した「トゥデイ(AF67)」。平成18年国内二輪車排出ガス規制に適合したモデルで、AF61との最も大きな違いは、PGM-FI(電子制御燃料噴射システム)を搭載していること。燃費はAF61から12%向上し、リッターあたり73.0kmとなっている。このほか、ボディカバー一新、ガソリン残量を表示する燃料計の採用、メインスタンドの操作荷重20%軽減など、変更点は多岐にわたっている。
大きく分けて2モデルあるトゥデイだが、細かく言えば、バリエーションモデルも存在する。AF61にはツートンカラーや専用メーターパネルなどが採用された「トゥデイ・デラックス」。AF67には、専用ボディカラーとツートーンシート採用の「トゥデイ・スペシャル」、ツートーンシートやブラックホイール、カーボン調文字盤のメーターなどが採用された「トゥデイ・F」、このトゥデイ・Fの特別カラーバージョン「トゥデイ・Fスペシャル」がある。
- このページは本田技研工業株式会社のご協力を頂き製作しています
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