HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~

スズキ e-Let’s(2012年モデル)の基本情報

家庭で充電できる、取り外し可能なバッテリー搭載「e-Let’s」

まだまだ街なかで見る機会は少ないものの、一昔前に比べて随分と市民権を得た感のある電動バイク。スズキが電動バイク市場に参入したのは、2012年のこと。それが、原付一種の電動スクーター「e-Let’s」だ。

車体のベースとなっているのは、スズキの「レッツ4バスケット」。そのボディにパナソニックグループが基本開発した回生充電が可能な高性能インホイールモーターとリチウムイオン電池を組み合わせた電動システムを搭載。見た目としては、レッツ4バスケットのユニットスイング部分がモーターに置き換わっているのが特徴的だ。車両重量は、レッツ4バスケットに比べ、専用充電器を除いた装備重量で2kg軽い72kgを達成。一般的な原付一種スクーターから乗り換えても違和感のない操作性や走行性能を実現している。

バッテリーはシート下の専用スペースに収容。1充電での走行距離は30km/h定地走行テスト値で30km。スペアバッテリーを収納するスペースも設けられているので(スペアバッテリー搭載時には、専用充電器は搭載不可)、充電済みのスペアバッテリーを搭載しておくことで、走行距離を伸ばすことが可能だ。また、バッテリーは取り外しが可能で、一般家庭用2芯AC100V電源を使用。家庭で充電することができ、充電時間は約4時間となっている。

バッテリー残量、パワー・エコモード、速度、ツイントリップ、時計、各種警告などを表示する多機能メーターパネル。ロール式シャッター付きの25リットルフロントビッグバスケット。2リットルのペットボトルが収まるフロントインナーラックなどが標準装備されている。

発売当時のメーカー希望小売価格は「e-Let’s」が税込31万2900円(2012年の消費税率は5%)、スペアバッテリー1個が追加された「e-Let’s W」が39万6900円(同)。

  • このページはスズキ株式会社とモーターマガジン社のご協力を頂き製作しています

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