HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~
スズキ バーディー50(BA43A)(2008)の基本情報
さすがビジネルバイク。リッターあたり100km以上走るのは当たり前!?「バーディー50(BA43A)」
2008年、平成18年国内二輪車排出ガス規制の適合モデルとなり、スズキのビジネスバイク「バーディー50」がマイナーチェンジされた。従来モデルとの大きな違いは、フューエルインジェクションシステムが採用されたこと。燃費消費率は30km/h定地走行テスト値でリッターあたり106.0kmと、さすがビジネスバイクといった数値を出している。当時、ホンダの「スーパーカブ50」がスタンダードモデルでリッターあたり110.0kmだったので、十分に競争力のある燃費消費率だと言える。
ほか、変更点としては、燃料計をスピードメーター内に装備、レッグシールドをホワイトに変更、マフラーカバーのメッキ化が挙げられる。
ビジネスバイクと言えば、変速機はロータリー式がメジャーだが、バーディー50も例に漏れず、ロータリー式の3段変速を採用している。リターン式に慣れていると、ロータリー式は3段変速の場合、3速からアップさせるとニュートラルになるので面食らうこともあると思うが、慣れてしまうと、3速からすぐにニュートラルに入れられるので意外とラク。
ビジネスバイクというと、やっぱり、ホンダのスーパーカブ50が誰でも浮かぶだろうが、逆に言えば、人とちょっと違うバイクにしたいと思うなら、バーディー50はおすすめの1台だ。
- このページはスズキ株式会社とモーターマガジン社のご協力を頂き製作しています
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