HISTORY ~時代を彩ったバイクたち~
ヤマハ マジェスティS(SG52J)(2018)の基本情報
装備を充実させ、平成28年排出ガス規制にも適合「マジェスティS(SG52J)」
2013年に登場した「マジェスティS(SG28J)」。排気量は155cc、全長2030mm。ほど良いパワーと軽二輪スクーターとしてはコンパクトなボディで、登場して間もなく人気モデルの仲間入りを果たした。それから4年後の2017年10月に登場した2018年モデルは、マイナーチェンジを受け、型式も変更。「マジェスティS(SG52J)」となった。
前モデルとの相違点は、まず、平成28年排出ガス規制適合モデルとなったこと。燃費消費率はWMTCモード(クラス2、サブクラス2-1)で37.1km/リットルと0.4kmほど伸びている。ただ、実際に走ると走行条件やストッロル開度などによりリッター当たりの走行距離は変わるので、このぐらいの違いであれば、大きな差として感じることはないだろう。
他の主な変更点としては、ヘッドライトやポジションランプにLEDを採用。新デザインのフロント外装カバー。12VのDC電源ジャックの採用が挙げられる。また、欧州仕様のフロントサスペンション、スポーティな3連メーター、約2.6リットルのフロントポケットなども特徴的だ。ボディカラーは「シルキーホワイト(ホワイト)」「マットダークブルーイッシュグレーメタリック3(マットダークグレー)」「ブラックメタリックX(ブラック)」「ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)」の4色展開となっている。
数年前から、150cc前後の軽二輪スクーターが人気となっているが、実際乗ってみると、その使い勝手の良さを実感できる。パワー感、軽さ、小さすぎず大きすぎずのサイズ感など、シティコミューターとして捉えた場合、どれも文句なし。ちょっとした街乗りが主体なら、このクラスのスクーターは間違いなくおすすめだ。
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