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    2019.03.28 / vol.67

    都道府県別ツーリングガイド 「東京都&埼玉県 TOKYO & SAITAMA」

CREDIT

    • ライター
    • 執筆

    藤原かんいち

    • 撮影

    藤原かんいち

藤原かんいちの体験的 都道府県別ツーリングガイド
Vol.20東京都&埼玉県 TOKYO & SAITAMA

30年以上日本全国をバイクで旅してきた藤原かんいちが、自らが撮影した写真と共に紹介する、独断と偏見で選ぶ都道府県別のおすすめツーリングスポット。都道府県ガイドもいよいよ残り数県となりました。今回は首都圏に住んでいる人にはぐっと身近な場所、日帰りや半日で楽しめる東京都と埼玉県をご紹介します。走りが楽しめるルートは少ないけれど、逆に散歩ツーリング気分で楽しめるスポットがたくさんあります。少しずつ温かくなってきた初春の休日を使って出かけましょう♪

01.日本国道路元標

日本橋にある日本国道路元標
日本橋にある「日本国道路元標」の意味はなにか?

これを見たことのある人は意外と少ない「日本国道路元標」。これは日本の道路の起点となる場所という意味で日本橋にある。橋の真ん中の路面に埋まっていて、歩道にレプリカが飾られている。ここは国道1号、4号、6号、20号、14号、15号、17号、20号の起点でもある。

02.レインボーブリッジ

ビル群とレインボーブリッジ
特に夜景が美しい「レインボーブリッジ」

東京の美しい橋と聞いてまず思い浮かぶのが「レインボーブリッジ」。走りながら眺めるのもいいが、できればバイクを止めて眺めたい。夜はライトアップされ、周りのビル群の夜景と重なり、まさに大都会夜景パノラマが見られる。場所としてはお台場か芝浦南埠頭公園がおすすめだ。

03.都庁

下から見上げて撮影した都庁と藤原かんいちさん
建物としても別格「都庁」はぜひ立ち寄りたい

都内は面白いビル、有名なビルがたくさんあるが、公営施設のビルとしてはやはり「都庁」の存在感がずば抜けている。自由見学できるエリアもあり、特に高さ202m、地上45階にある展望台は眺めが素晴らしく、さらに無料なのでおすすめ。43台分のオートバイ駐車場もある。

04.東京タワー

東京タワー
昨年の12月に還暦を迎えた「東京タワー」

1958年に竣工された、東京のシンボル「東京タワー」は今でも人気が高い。高さ333m、赤白に塗られた鉄塔はどこかノスタルジックで哀愁が漂う。土曜日の2時間限定で七色の光「ダイアモンドヴェール」にライトアップ。トップデッキ(旧題展望台)は昨年リニューアルされた。

05.花やしき

壁越しから突然現れた浅草花やしき
道を走っていると突然現れる「浅草花やしき」

懐かしいスポットが東京の真ん中にある遊園地「浅草花やしき」。浅草寺のすぐ隣にあるのでセットで行きたい。おすすめは昭和28年生まれ日本現存最古の「ローラーコースター」。コースターに揺られながら眺める東京は格別だ。定番の「お化け屋敷」「ビックリハウス」も外せない。

06.奥多摩湖

自然の風景が残っている奥多摩湖周辺
奥多摩湖周辺は自然の風景が残っている

東京のツーリングスポットといえば、真っ先に東京都の西の果て「奥多摩」が思い浮かぶ。週末になると東京、神奈川、埼玉のナンバーのバイクが続々集まる。ワインディングロードの走りが楽しめるのは「奥多摩周遊道」。眺めのいい峠の駐車場、奥多摩湖畔などが休憩ポイント。

07.奥多摩ロープウェイ跡

ワイヤーにぶら下がるゴンドラ
奥多摩に時代から取り残された場所があった

廃墟マニアの間では有名なのが奥多摩にある「奥多摩ロープウェイ跡」。1961年に開業したが数年だけで運行休止、そのまま撤去されることもなく、手つかずのまま廃墟化してしまった。いまでもガラスが割れた乗り場の建物や、ワイヤーにぶら下がるゴンドラが残っている。

08.日原

奥多摩駅から日原鍾乳洞へ向かう林道
圏央道を使うとアプローチしやすい奥多摩エリア

日本有数の「日原鍾乳洞」な人気スポット。また奥多摩駅から日原鍾乳洞へ向かう林道は眺めがよく東京とは思えない自然の風景が見られる。周辺にダート林道もあるがほとんどゲートが閉まっている。ほかに少し離れた「北秋川渓谷」の周辺も面白い道があるのでぜひ足を延ばそう。

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